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小唄 春日とよ芝鳳のブログ
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朝顔



まだ咲くのは先だと思ってたのに、今朝水をあげようとベランダに出たら、空色の朝顔が一つ、鉢の下の方に隠れるように咲いていました。
思いがけない嬉しさに、どうしても写真に撮っておきたいと思い、出社前の「ま」君に携帯で撮ってもらいました。
どうでしょうか。
私の携帯は残念ながら写真が撮れませんので、今に買い替えたいとは思っているのですが・・・。
それにしても、毎日丹念に見ていたはずなのに、全く気が付かず
「あれぇ、いつの間に?」
と言う感じなのです。
今年の夏は毎朝、目覚めるのが楽しみになりそうです。
他の4鉢の朝顔さんたちは、はたしてどんな色の花が咲くのでしょうか。
お花があるというだけで、人の心がこんなにも晴れやかになるものなのですね。
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前からお知らせしてありました
10月7日(日) 時事通信ホールで開催される
「芝幸会」に、我が社中からは3名が出演することになりました。
プログラムを組む都合で(他の方と、なるべく同じ曲が重ならないように)今日中に出し物を決めることになり、連絡が取れない俊さんには事後報告ということにして、3名が唄う曲を先生に提出いたしました。
俊さん  「青柳の糸」 上調子 鞠さん
鞠さん  「宵宮」   替手  俊さん
豆さん  「箕輪心中」
俊さんは未だこの曲をお稽古してないので、これを知って、びっくりするかもしれませんが、この機会に是非頑張って、芸の幅を広げて欲しいと願ってます。
「宵宮」は以前、グランドアーク半蔵門で私が唄った曲ですが、その時は俊さんも鞠さんもお三味線でしたから、唄はサラッとしかお稽古してなかったように思います。
豆さんの唄う曲は、きっと豆さんの声にぴったりだと思いますが、何しろ難しい曲ですから、これから苦労することになるでしょう。
3曲ともに大曲ですから、それだけにお稽古のしがいがあるというものです。
このように演奏会があると、いつもより真剣にお稽古に取り組むことになります。
そうやって確実に少しづつ向上していくわけですが、私にとってはそれが何より嬉しいことです。

この会に意欲を持っていらした方達、今回はそういうわけで3名だけの出演となりましたが、 12月には「若芝会」がありますので、いま少し、力を蓄えてお待ちくださいませね。
土曜日に猫股亭から我が家にお引越ししてきた、5鉢の朝顔さん達は、着いた次の日からの連日の雨に打たれて、少し可愛そうです。
日当たりの良いベランダですから、さぞや伸び伸びと気持ちよいことでしょうと思われたのに、未だ太陽の顔を見てないのですから。
それでも蔓は驚くほどの速さで伸びていきます。
折角、猫股さんと、しんたろさんが「しゅろ縄」を張ってくれたのに、ともするとベランダの手すりに絡まってます。
「これこれ、そこじゃないでしょ。こっちよ。」
と、からまった蔓の先端を、そっと解いて「しゅろ縄」に絡めるのですが、この時の蔓の先端の感触が何とも儚くて頼りなげなのです。
なんだか以前に似たような感触を経験したことがあるような気がします。
産まれたての赤ちゃんの小さな手の感じ、鳥の雛の細い足、飼ってたハムスターの赤ちゃんの手足の感じ。
どれも未だ頼りなくて、愛しく儚げなのですが、それでも弾力があってしなやかなのです。
そうか、これから成長していく、力強い生命の感触なのかもしれません。
若芝会の日が本決まりになりました。
場所は人形町「吉晃」です。
栄芝先生にとっての「孫弟子さん」が一同に会して開かれる年に一度の懇親を兼ねた「おさらい会」です。
10時位に集まり、控えの間でお稽古をして
(案外と狭い場所でいろいろな社中の方々が、それぞれお稽古してますので、音が入り乱れますが、以外に大丈夫なものです。)
正午位からプログラムに沿って80番程が演奏されます。
途中、お昼のお弁当を食べたり、おやつをいただいたりしながら進行して、最後は「孫弟子さん」のお師匠さん達の演奏があって終了します。
それからが、お楽しみの宴会になるのですが、他所の社中の方達と親しくお話ができる、めったに無い良い機会でもあります。
ただ、ここがチト難しいところでもあって、あまり親しく立ち入った話になると、思わぬ方面へ波紋が広がることもありますので、自分の社中の先輩の傍から、なるべく離れないようにして、余計な話(例えば内輪の話)はしないことがよろしいようです。
決して他所の社中の方と個人的に連絡を取るようなことはしない、というのは言うまでも無いことです。
難しいことは今までありませんでしたので、我が社中は大丈夫ですね。
日頃のお稽古の成果を発表する良い機会ですので、なるべく多くの方が参加してくださるようにお願いいたします。
土曜日のお稽古は、お弟子さん以外のお客様で、座るところも無いぐらいの賑わいでした。
鞠さんとご主人である猫股さん共通のお友達がお二人、そして智さんも久々に我が家の晩餐に参加なさいました。
豆号でいらした猫股さんとお友達は、種から育てた朝顔を5鉢持ってきてくださいました。
前から約束していた朝顔でしたが、お忙しい猫股さんがやっと時間を作って持ってきてくれたのです。
大分育った朝顔は、もう少しで花が咲くのではないかと思われるほどにツルが元気に伸びています。
ベランダの手すりと窓枠に上手に仕掛けをして、風情のある「しゅろ縄」が張られました。
うーーーん!
なかなかに良い景色です。
どんどん伸びて日陰ができたら、そこで何をしましょうか。
文学少女(かなり無理がありますが・・・)のように本でも読みましょうか。
猫股さんが大事に育てた朝顔ですから大切に、この夏は朝顔日記も度々登場することになりそうです。

智さんはこの日、皆さんのためにお抹茶の用意をしてくださってました。
智さんの点てたお抹茶は、智さんの心が感じられて、本当に美味しいのです。
こんなに細かい泡(そう言っていいのでしょうか?)のお抹茶は、誰でも出来るものではありません。
お母様の鳳昶さんもそうでしたが、いつも相手様に最大限の心遣いをなさる方でした。
茶道のお稽古では、作法や手順を教えるだけでなく、その心遣いを伝えたいという思いを、いつも深く感じておりましたので、智さんにはその志を是非継いで、私たちにも時々は思い出させてほしいと、切に願うのです。
夕方わざわざ智さんが「とうもろこし」を持って訪ねてくださいました。
湯河原ではゆっくりお話することができませんでしたが、久々に間近にお話していると、髪を短くしたせいもあるでしょうが鳳昶さんの面影がよぎります。
先日、仕舞いっぱなしのお三味線の皮が破けた経験を持つ豆さんが、鳳昶さんの残したお三味線の管理を心配していたようですが、私は智さんがお使いになるのが一番鳳昶さんが喜ばれることではないかと思っています。
鳳昶さんがいつも強く願っていらした「夢の舞台」に息子さんである智さんがそのお三味線で臨むことができたら、鳳昶さんはどんなに喜ばれることでしょう。
鳳昶さんへの何よりの供養になるのではないかと思うのです。

頂いた「とうもろこし」を早速茹でてお土産にして、智さんとNさんの所へカレーを食べに行きました。
実は私、夕べも今日のお昼もNさんのカレーです。
「今日はお客様どう?」
と電話で聞いたら
「今日は静かです。」
とのこと。
こうなったら3食続けてカレーになろうとも、行かないわけにはまいりません。
Nさんは久々に会う智さんをとても喜んで出迎えてくれました。
今日はサラダとカレーなのに未だ手順がしっかり出来てなく、ともすると隣に座ろうとしますので、その度に
「あれは?」
「これは?」
と催促することになり、のんびり食事の気分ではありませんが、それもいつものことで慣れたものです。
やっと手が空き、座ったNさんは智さんに向かって
「色が白くてとても綺麗ね。」
と言いました。
私もそう思いますので
「そうでしょ。ガクトみたいでしょ。」
と言ったのですが、どうもNさん反応がいまいちです。
「Nさん、ガクトって分かる?」
「え?えぇ、学生さんが戦争に行くんですよね。」
ありゃぁ!
ガクトさん誠に申し訳ありません。
ガクトさんを知らない世代が此処に居りました。
びっくり!びっくり!です。
「あいうえお」のコメントが実はまだお会いしたこともない方からのものだったとは。
驚くと同時に深い感謝の気持ちが湧いてきました。
そして今日は「あいうえお」の第一弾があったのを知りました。
なんだか自分のことのようで笑えます。
未だ見ぬ人が何故このように自分の心の中まで分かるのかと不思議ですが、小唄のお稽古をしていらっしゃるとのこと。
もし東京近辺なら、いずれお会いすることもあるかもしれませんね。

その唄と鞠さんのコメントに勇気をいただき、懲りずに又Nさんの所に行ってまいりました。
サラリーマン風の方が4人美味しそうにカレーを召し上がっていらっしゃいました。
その後、古いお付き合いという品の良い老舗のてんぷら屋さんのおかみさんが、やはりNさんを心配していらっしゃいましたが、おっしゃることは全く私と同じこと。
カウンター上を綺麗にしてラジオも片付ける。
3人でいろいろ検討した結果、これからはカレーセットでお店をやっていくことになりました。
家庭的で結構美味しいカレーですから皆さん食べに行ってあげてくださいね。

ところで今日は20日です。
豆さんの謹慎が解けるのは
(豆さんが自身で定めたものですが・・・)
確か21日。
さぁて、豆さん、どんな形で登場なりますか。
今夜遅く日付が変わった頃でしょうか。
それとも明日の朝?
ブログ上だけでなく、お顔も暫らく拝見してませんので、なんだか出稼ぎに行った息子が久々に帰ってくるのを待つ母の気持ちよ。
素敵な「あいうえお」の唄のコメントがありました。
読み進むうちに何だか感激して泣けてきましたよ。
投稿者が「お客様」でしたが、私はそれが誰だか、すぐ分かりました。
こうと決めて前に進んでいるつもりでも、時として人の心には迷いが生じる事があります。
 果たしてこれでいいのだろうか。
 こうすることによって困る人はいないだろうか。
 勝手な独りよがりなのではないだろうか。
少し立ち止まり、考えます。
そして又、自分を奮い立たせて前を向いて歩き出します。
そんな時、傍で「頑張って」と声を掛けてくれる人がいたらどんなに嬉しく、励まされることでしょう。

昨日、今日とNさんの所で新メニューを作り、試食をしたのですが、60年以上続いた味とスタイルを、頭からなかなか切り離せなくてNさんの頭はパニック状態です。
昨日はこれでいけるかと喜んだのですが、一夜明けるとNさんの気分が変わってて、また一からやり直しです。
でも何とかしたいと、明日は最終的にドレッシング等も含めてNさんが一人でも、やっていけるように手順等を決める予定で「ぽよぽよ日記」で皆さんにお声を掛けてたのでした。
ところが今、明日の夕方は予定があるのを忘れていたので、とキャンセルの連絡がありました。
さすがの私も力が抜けてしまいます。

「ぽよぽよ」を見て明日は銀座に行ってみようと思って下さった方々、申し訳ありませんが、明日は無しになりました。
何だか涙が出ますが、私が少し一方的過ぎたのかと反省もするのです。
梅雨入りした途端に真夏日が続いています。
梅雨はいったい何処へ行ったのでしょう。
毎年、暖房の季節が終わったと思ったら次の日には冷房が必要だったりと、過ごしやすい日って本当に少ないものだと思っていましたが、今年は思いのほか快適な日が多く、ささやかに幸せを感じて嬉しかったのですが、ついに冷房フル稼働の季節がやって来たようです。
着物を着ていると見た目は涼しそうに見えるのですが、何枚か重ねているわけで、帯もしっかり締めて、大きな声で唄うと汗がしとどに流れます。
お稽古場の温度は私に合わせて低めに設定していますので、中には寒く感じる方があるかもしれませんね。
お稽古にいらっしゃる時は薄い上着をお持ちくださいませ。
もし寒い時は遠慮しないでおっしゃってください。
何か、はおるものをお出ししますよ。
以前、今日よりも暑いお稽古日の夜、汗が顔から、頭から、とにかく体中から噴き出てきて、頭が朦朧としてきたことがありました。
(これは、きっと具合が悪いんだわ。唄いながら倒れてしまうかもしれない。)
と大げさに言うと命の危険を感じながらお稽古をしていました。
暫らくそんな状態が続き、ふとクーラーに目をやるとランプが付いてない!
エェ!!!???
何でー!?
則さんが澄まして言いました。
「さぶいから消しました。」
(則さんは寒いを「さぶい」と言います。)

皆さん、お願いだから、くれぐれも勝手に電源を切らないでくださいね。

ところで昨日、弓さんが「フェラーリ」のシャンパン・ロゼを持ってきてくれました。
今度、弓さんがいらっしゃったら、皆さん御相伴させていただきましょうね。
それまで、キンキンに冷やしておきますよ。
東京は30度を越え真夏のような暑い一日でした。
昨日梅雨入りしたばかりなのに、まるで梅雨明けしたかのような強い日差しにクラクラしそうです。
こんな時はスイカでしょう。
メロンも美味しいし、やはりこの時期に似合う果物(野菜でしたっけ?)ってありますよね。
今は一年中通してたいがいの物が食べられる良い時代ですが、それでもその時期に昔からあった季節の食べ物は、その時に食べるのが一番美味しく感じます。
私は果物はなんでも好きですが、中でもスイカは特に好き。
外から帰って、着替えて、汗を拭き拭き食べるスイカは格別です。
暑い季節は苦手ですが、スイカがあるから乗り越えられます。って大げさじゃなく本当にそう思うほどにスイカが好き。
丸くて大きいスイカは冷蔵庫に入れるのに苦労しますが、他の物を追い出しても何とか場所を確保します。
出始めは小さいスイカが店頭に並び、これはこれで甘く美味しいのですが、やはりスイカを食べる醍醐味は大きな物の比ではありません。
最近大きな物も手ごろなお値段になってきて遠慮なく食べられるようになりました。
ところで中にはスイカが苦手な方もいらっしゃいます。
そういう方は何故かメロンも苦手、茄子も苦手の方が多いように思われます。
勿体無いことですが、スイカ、メロン、茄子の共通点はなんなのでしょうね。
昨日、九州が例年より大分遅く梅雨入りしたというニュースが流れ、そして今日関東地方も梅雨入りしたようです。
一日で九州から関東にやってきたことになるのですね。
梅雨は、じめじめして、みんなから嫌われる時期ですが、私は以外に好き。
この時期に一杯地中に水分を蓄えて、やがてやってくる夏に備えるのですから、この世に不要なものなど無く、全てが大切な自然の営みと思えます。
そう思うと今悩んでいることも人間として成長する為の大切な事なのでしょう。
どのようにしてその悩みを切り抜けるのか、決して逃げることなく、立ち向かう強い心を養う良い機会と捉えることが出来た時に必ず道は開けるはずです。
考えに窮したときには眠りましょう。
眠れないほど悩んでいても一杯体を動かして、睡眠を充分とりましょう。
朝日に目覚めた時には良い考えが浮かぶかもしれません。
投げ出すことは絶対にいけません。
なんとかしたいNさんです。
先日からのあれこれに、ここはやはり行かねばならぬとばかりにNさんの所に行ってまいりました。
肝心の聞きたいことから何度も話は反れるのですが、今日はしっかり話を聞かなくちゃならぬと固く心に決めて向かったので、反れる度に頃合いを見計らって元の話に戻します。
反れてすぐだとNさんも消化不良をおこすかもしれないので、あくまでも慎重に間合いをとるのですが、今日の私は何だか大丈夫。
いつもだと頃合いを見計らって・・・と思ってる内に情けないことに元の話が解らなくなってたりしてましたから。
でも考えてみると話が反れるということは、私が考えているよりも、もしかして本人は深刻じゃなかったりして、なんて思うわけで・・・。
何とも私だけが深刻に思い悩んでるようなトホホな気分になるのですが、聞いた以上は捨てておけません。
と言ってどこまで力になれるか分かりませんが、何とか日々平穏に暮らせるようにと願うわけです。
暫らくは悩ましい日が続きそうです。
湯河原から帰ってすぐ小紋に着替えてお三味線と見台、譜面台を持ってお仕事へ。
書くに書けない難しい状況を何とか脱して帰途に着く電車の中で携帯が鳴りました。
電車の中なのでお話はできず、次の駅で降りて掛けましょうと思ったのですが、これがなかなか鳴り止みません。
余程の事だと思い
「今、電車の中だから後で掛けなおします。」
とだけ小さい声で言って、切りました。
誰からかと確認すると、Nさんです。
すぐ銀座駅で下車して
(Nさんの所はそこからすぐですので、行けば良さそうなものですが、なにしろ荷物が重く着物で汗だくでその余裕がありません。)
「どうしたの?」
と聞く私に、今日の出来事を報告してくれるのですが、何だかいつもの報告とは様子が違ってます。
どうやらお店の一大事のようです。
これまでの事を思うと、いつかはこういう日が来るのではないかと、誰もが心配していた事なのですが、実際その日が目の前に来るとやはり私とて動揺は隠せません。
1時間近く駅の雑踏の中、眉をひそめて大荷物を足元に置き汗を拭き拭き(どうも最近このフレーズがよく登場します。)携帯を片手に長話をしている着物姿の女は、はたして他人にはどう見えるか、甚だ野暮ったく嫌なのですが、大事なNさんの一大事ですからそんなこと気にしている時ではありません。
ただ私の一存で決められることではなさそうですので、明日また相談しましょうということにしました。
深刻な問題だけにあれやこれやと一番良い方策を考えていたのですが(多少、家の中は険しい空気が流れたりして・・・)
ところが今夜掛かってきた電話で
「こんだ(今度のことをNさんはそう言います)ランチメニューは・・・しようと思うんです。それで・・・」
「???」
そんなことを言ってる段階ではなかったんじゃ・・・と私の頭は混乱するのです。
でもNさんはちょっとやる気です。
何度も同じ目にあいながら私も懲りない人ですが、Nさんがやる気になってくれたらそれでいいわけで、我が家に冷たい空気が流れたことなど些細なことなのです。
日曜日の朝、美容院から帰ってくると突然の雷と大雨。
まるでバケツを引っくり返したようというのはこのこととばかりに、物凄い勢いです。
着物を着てお三味線と一泊の荷物を持って東京駅まで出るのはかなり大変です。
暫らく様子を見てましたが、止みそうにも無いので雨コートを着て出かけることにしました。
運良く親切なタクシーの運転手さんで、駅に着くと荷物を出してくれたので、雨に当たらずに構内に入ることができました。
約束したホームの最後尾にはまだ誰も到着してません。
汗を拭き拭き待っていたところに鞠さんからメールがあり、もう到着しているとのこと。
えぇー!?
確かめて上がったはずなのに、どうやら隣のホームと間違えたようです。
あぁ朝からこれでは先が思いやられるというもの。
それにしても携帯というものは本当に大活躍してくれます。
もし無かったら隣のホームで汗を拭き拭きずーっと待っていたことでしょう。
めぐり合えた二人は着物姿も美しくなかなかいい眺めです。

予定通りに到着した「加満田」は露木さんのお茶会「ほたるの夕べ」で貸切になっていて全館がいい雰囲気で、お香の香りも漂ってます。
沢山の方たちがお茶席に入るのを待っていらっしゃいましたが、私たちもその方たちに混じって一服お茶をいただきました。
その後、演奏会場となる広間でシュミレーションをしていたところに鳳昶さんのご主人様と智浩さんがみえてご挨拶をしましたが、そこに鳳昶さんがいらっしゃらないのが実に不思議な感じです。
今回、湯河原に来た目的の一つがお二人にお会いする事だったのに、何を話していいのか胸が一杯になり通り一遍のご挨拶だけしかできず、「後ほどゆっくり」と言いながらその後タイミングが合わず結局お会いできませんでした。

小唄の演奏は全て鳳昶さんが演奏会で唄ったものばかりでしたので、その時の鳳昶さんの声が蘇ります。
今は、俊さん、鞠さんが唄い、お三味線を弾いている姿をどこからか見て、「上手になったわね。」ときっと褒めてくれてることでしょう。
金曜日は、みんなで弥ちゃんの特製餃子をいただきました。
若いのにとっても手際よく、キャベツや白菜、ニラ、ニンニクをみじん切りにし、塩もみも抜かりなくて感心です。
考えてみると弥ちゃんは栃木出身ですので餃子は小さい頃から生活の中にあって当たり前の物だったのですね。
変り種として、中に納豆やポテトも入れて、郁さんも池さんもお手伝いが結構楽しそうです。
この日は久々に弓さんも夜の部に参加して、以前豆さんからのお漬物のお土産をやっと食べることができたのです。
八さんは日帰り出張で焼酎、明太子、鶏卵素麺をお土産に買ってきてくださいました。
皆さんのおかげで食卓は全国のお菓子やお漬物、おかずでいつも賑やかです。

土曜日はタチバナで日曜日の湯河原の下浚いをしましたが、びっくりしたのが、まるで黒猫ヤマトかペリカンのお兄さんのように、大きなメロン4個入りの箱を小脇に抱えてタチバナの3階まで軽やかに上がってきた鞠さん。
おぉ!ブートキャンプの成果がここに現れたかと、たくましくなったであろう鞠さんの二の腕や太腿を想像して、ちょっと心配してしまうのです。
まさか腹筋が割れたりはしてないでしょうね。

肝心の下浚いでは、俊さんも鞠さんも、唄もお三味線もしっかりしてきて、随分お稽古をしたんだろうなぁと嬉しい私です。
下浚いの最中に則さんからお電話があり、偶然お店に池さんと弓さんがいらっしゃったと知らせてきました。
お二人ともハンバーグを食べたのかな。
母上が入院なさって則さんが一人でお店をやってるのを皆が心配してくれているのでしょう。
思い立って私もハンバーグを食べに行きましたよ。
食べ終えたところにお馴染みさんがいらっしゃったので、その方にもお手伝いをしていただき、すっかりお店を綺麗にしてきましたので、皆さんまたお店に足を運んでね。
・・・でも今度また行ったときに元に戻ってるんじゃないかと、かなり心配ではありますが・・・。
というわけで、すっかり遅くなってしまった私は湯河原の準備をあたふたとして、今ブログに向かってるわけです。
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プロフィール
HN:
春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
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