小唄 春日とよ芝鳳のブログ
コートもいらないほどの暖かさで、早いところではもう桜が咲き始めています。
昨日タクシーで霞ヶ関まで行きましたら、外務省の桜は3分咲きといったところでした。
ここは日当たりが殊の外宜しいとみえて、いつも早いのです。
この桜が咲くと、間もなく次々に咲き出すであろう各地の桜を思い、何故かそわそわしてくるのです。
日本国中が桜を待ち望んで浮かれ出すようです。
これほど多くの人が待ち焦がれる花は他に類をみません。
話変わって花粉症の話題。
花粉症と聞いただけで鼻がムズムズしそうですが、なんだか年々マスクをしている方が増えてるような気がするのですが・・・?
昨日食事に行ったお店の洗面所に可愛い花柄の木のサンダルが備え付けてありました。
ご一緒した某師範が
「あの花柄と同じマスクをした人を今日見たわ。」
とおっしゃってましたが、花柄のマスクなんていうのがあるのですねぇ。
私は白いのしか見たことがありませんが、これほどマスクをする人が増えるとお洒落な(?)日本人がマスクにお洒落をしようと思っても不思議ではありませんね。
でもトイレのサンダルと同じ柄はできればしたくないでしょうね。
知らぬが仏と言ってしまえばそれまでですが。
今日タクシーに乗り
「虎ノ門の駅までお願いします。」
と言ったら
「とらももんですね」
と運転手さんが噛みました。
ご本人もバツが悪そうでしたが、こんな時って笑ってあげたほうが親切なのでしょうか?
私はつい、いつもの習性で気が付かない振りをしてしまいましたが・・・。
でも虎ノ門に着くまでどれだけ笑いを堪えたことか。
噴出してしまったら、せっかく気が付かない振りをした甲斐がないですものね。
昨日タクシーで霞ヶ関まで行きましたら、外務省の桜は3分咲きといったところでした。
ここは日当たりが殊の外宜しいとみえて、いつも早いのです。
この桜が咲くと、間もなく次々に咲き出すであろう各地の桜を思い、何故かそわそわしてくるのです。
日本国中が桜を待ち望んで浮かれ出すようです。
これほど多くの人が待ち焦がれる花は他に類をみません。
話変わって花粉症の話題。
花粉症と聞いただけで鼻がムズムズしそうですが、なんだか年々マスクをしている方が増えてるような気がするのですが・・・?
昨日食事に行ったお店の洗面所に可愛い花柄の木のサンダルが備え付けてありました。
ご一緒した某師範が
「あの花柄と同じマスクをした人を今日見たわ。」
とおっしゃってましたが、花柄のマスクなんていうのがあるのですねぇ。
私は白いのしか見たことがありませんが、これほどマスクをする人が増えるとお洒落な(?)日本人がマスクにお洒落をしようと思っても不思議ではありませんね。
でもトイレのサンダルと同じ柄はできればしたくないでしょうね。
知らぬが仏と言ってしまえばそれまでですが。
今日タクシーに乗り
「虎ノ門の駅までお願いします。」
と言ったら
「とらももんですね」
と運転手さんが噛みました。
ご本人もバツが悪そうでしたが、こんな時って笑ってあげたほうが親切なのでしょうか?
私はつい、いつもの習性で気が付かない振りをしてしまいましたが・・・。
でも虎ノ門に着くまでどれだけ笑いを堪えたことか。
噴出してしまったら、せっかく気が付かない振りをした甲斐がないですものね。
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お目出度いお名取式の様子を書きたいと思いながら、その後は毎日慌ただしくて延び延びになってしまいました。
先週の木曜日13日は晴れのお名取式。
桜も咲こうかと思うほどの良いお天気のその日、我が社中からは鳳和さん、鳳八さん、鳳麗さん、鳳弥さん、鳳祥さんの5名のお名取が誕生しました。
春日会では例年春と秋の2回、お名取式があります。
今年の春のお名取式では20名のお名取が誕生しましたが、そのうちの11名が栄芝会からの方々だったそうです。
緊張の中恙無くお式を終え、栄芝会の方々とご一緒のお祝いの会食は「梵」
普茶料理の老舗です。
和さんはお仕事があって皆さんとの会食に参加できませんでしたので、私達一行は「梵」での宴席の後、和さんのお店「うちわ」さんへ向かいました。
そこには俊さん、鞠さん、珠ちゃん、樹さんがお祝いに駆けつけてくれ、新お名取の皆さんも緊張がほぐれ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
お店のお馴染みさんから思いがけずシャンパンを1本お祝いに頂戴し、お客様とご一緒に乾杯をいたしました。
和さんのお店は和気藹々のとても居心地のよいお店なのです。
気心の知れた方達と過ごす和やかで楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、最終電車に間に合うか、という時間になってお名残惜しく解散となったのですが、皆さんもっと近くに住んでたらいいのにね。
先週の木曜日13日は晴れのお名取式。
桜も咲こうかと思うほどの良いお天気のその日、我が社中からは鳳和さん、鳳八さん、鳳麗さん、鳳弥さん、鳳祥さんの5名のお名取が誕生しました。
春日会では例年春と秋の2回、お名取式があります。
今年の春のお名取式では20名のお名取が誕生しましたが、そのうちの11名が栄芝会からの方々だったそうです。
緊張の中恙無くお式を終え、栄芝会の方々とご一緒のお祝いの会食は「梵」
普茶料理の老舗です。
和さんはお仕事があって皆さんとの会食に参加できませんでしたので、私達一行は「梵」での宴席の後、和さんのお店「うちわ」さんへ向かいました。
そこには俊さん、鞠さん、珠ちゃん、樹さんがお祝いに駆けつけてくれ、新お名取の皆さんも緊張がほぐれ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
お店のお馴染みさんから思いがけずシャンパンを1本お祝いに頂戴し、お客様とご一緒に乾杯をいたしました。
和さんのお店は和気藹々のとても居心地のよいお店なのです。
気心の知れた方達と過ごす和やかで楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、最終電車に間に合うか、という時間になってお名残惜しく解散となったのですが、皆さんもっと近くに住んでたらいいのにね。
家人の入院している病院でお笑いを一席し、急いで浅草のお稽古場にまいりました。
4月の会のお稽古がいよいよ始まるのです。
今日が初めて合わせていただく方が多く、某師範とは4時に待ち合わせていたのでしたが、お笑いの一席が長引いて少々遅刻し、大慌てでお稽古場に駆け込んだのです。
「申し訳ございません。」と座った途端に誰かの鞄の中からマナーモードのグッグッグ・・・という音が。
一斉にキョロキョロ。
「あ、私でした。すみませーん」と立ち上がり外へ飛び出したのですが、我が社中の某お弟子さんからです。
何かあったのかしら、と心配する私に、その某お弟子さんは
「先生、しじみって・・・」
「へ?・・・?」
「しじみって水からですか?お湯からですか?」
「・・・?・・・!!お味噌汁作るの?」
「そうです」
「しじみをよーく洗って、お鍋に水を入れて火をつけて傍から離れないようにね。
吹き零れるから。
パカッと貝が開いたら火を止めてお味噌を入れるのよ。
沸騰させたら貝から身が取れちゃうからね」
一件落着でやれやれと席に戻り、その話を某師範にしたところ
「うーん、難しいところよね。」
という返事が返ってきました。
「・・・?(何が難しいんだろう?)」
「水から入れるっていう人と、お湯から入れるっていう人がいるのよね」
「(あー、そっちですか)」
なんて穏やかな方なんでしょう。
夜になって、しじみさんからメールが写真入りで来ました。
美味しく出来たそうです。
こんな事で電話してくるお弟子さんは他にいないでしょうね、と書いてありました。
思い出しました。
そんな方が過去にいらっしゃいましたよ。
ブロッコリーを丸ごと茹でて、中々柔らかくならないと煮溶かしてしまった人。
しなびた栗が煮えないと「先生は栗を何分煮ますか!?」と質問してきた人。
「先生!うちの電気釜がおかしいんです!」と電話してきた人。
わたしゃ一体・・・。
4月の会のお稽古がいよいよ始まるのです。
今日が初めて合わせていただく方が多く、某師範とは4時に待ち合わせていたのでしたが、お笑いの一席が長引いて少々遅刻し、大慌てでお稽古場に駆け込んだのです。
「申し訳ございません。」と座った途端に誰かの鞄の中からマナーモードのグッグッグ・・・という音が。
一斉にキョロキョロ。
「あ、私でした。すみませーん」と立ち上がり外へ飛び出したのですが、我が社中の某お弟子さんからです。
何かあったのかしら、と心配する私に、その某お弟子さんは
「先生、しじみって・・・」
「へ?・・・?」
「しじみって水からですか?お湯からですか?」
「・・・?・・・!!お味噌汁作るの?」
「そうです」
「しじみをよーく洗って、お鍋に水を入れて火をつけて傍から離れないようにね。
吹き零れるから。
パカッと貝が開いたら火を止めてお味噌を入れるのよ。
沸騰させたら貝から身が取れちゃうからね」
一件落着でやれやれと席に戻り、その話を某師範にしたところ
「うーん、難しいところよね。」
という返事が返ってきました。
「・・・?(何が難しいんだろう?)」
「水から入れるっていう人と、お湯から入れるっていう人がいるのよね」
「(あー、そっちですか)」
なんて穏やかな方なんでしょう。
夜になって、しじみさんからメールが写真入りで来ました。
美味しく出来たそうです。
こんな事で電話してくるお弟子さんは他にいないでしょうね、と書いてありました。
思い出しました。
そんな方が過去にいらっしゃいましたよ。
ブロッコリーを丸ごと茹でて、中々柔らかくならないと煮溶かしてしまった人。
しなびた栗が煮えないと「先生は栗を何分煮ますか!?」と質問してきた人。
「先生!うちの電気釜がおかしいんです!」と電話してきた人。
わたしゃ一体・・・。
今日の銀座教室は母上と則さんと弓さんでした。
「すっぽかし」
朗らかな則さんの唄い方を、小唄調にするべくアドバイスしました。
すっぽかされて寂しい悔しい・・・でも好き、という可愛い女心が出てほしいところです。
弓さんの替手はきちんと入りましたので、あとはもう少し大きく音を出しましょうとアドバイスしました。
「京の人」
弓さんがお好きな曲です。
現代的な小唄で唄い方も従来の小唄とは少々趣きが違います。
10月までには弓さん流の「京の人」を完成してみたいと思ってます。
弓さん頑張りましょうね。
男性合唱の「白扇」では女性がお三味線を弾きます。
則さんは今までほとんどお三味線をしてませんが、どうしてもご自分も一緒に弾くと言い切ります。
「長崎ぶらぶら」の悪夢が蘇りますが、則さんの固い決心を無下にするわけにもいきません。
今日は3行程をお稽古しましたが、次回まで全く進歩が無い場合は、スッパリお三味線は諦めて唄に専念しましょうと言い渡しました。
「はい、頑張ります!」とおっしゃってましたが、次回までに自主練の成果が見えることを祈るような気持ちでいる私なのです。
「すっぽかし」
朗らかな則さんの唄い方を、小唄調にするべくアドバイスしました。
すっぽかされて寂しい悔しい・・・でも好き、という可愛い女心が出てほしいところです。
弓さんの替手はきちんと入りましたので、あとはもう少し大きく音を出しましょうとアドバイスしました。
「京の人」
弓さんがお好きな曲です。
現代的な小唄で唄い方も従来の小唄とは少々趣きが違います。
10月までには弓さん流の「京の人」を完成してみたいと思ってます。
弓さん頑張りましょうね。
男性合唱の「白扇」では女性がお三味線を弾きます。
則さんは今までほとんどお三味線をしてませんが、どうしてもご自分も一緒に弾くと言い切ります。
「長崎ぶらぶら」の悪夢が蘇りますが、則さんの固い決心を無下にするわけにもいきません。
今日は3行程をお稽古しましたが、次回まで全く進歩が無い場合は、スッパリお三味線は諦めて唄に専念しましょうと言い渡しました。
「はい、頑張ります!」とおっしゃってましたが、次回までに自主練の成果が見えることを祈るような気持ちでいる私なのです。
この一ヶ月間は「鶴次郎」「一座から」に明け暮れました。
突然のお話に嬉しさ以上に重い責任を感じながらの一ヶ月だったように思います。
何と言っても、沢山いらっしゃる先輩方に先駆けての出演だったのですから。
でも、その重圧にも負けずに、我が社中の俊さんと鞠さんは本日無事に立派な演奏をして、その任を果たしました。
栄芝先生にも、とよ五前会長さんにも「よかったわよ」「鮮やかでしたよ」と嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
楽屋でもいろんな方からお褒めいただきました。
会場には芝鳳会のお仲間も沢山おいでくださって心からの声援をしていただきました。
皆さん本当に本当にありがとうございました。
皆さんのお顔を拝見した時にはホッと安心して、グッときましたよ。
俊さんも鞠さんも、勿論私も終了後は「おめでとう!」と乾杯のグラスを挙げたかったのですが、昨日から家人が入院するという事態になり、ライブ終了とともに私は病院へ急ぐことになったのでした。
改めて乾杯したいと思っておりますので、少々お待ちくださいませ。
それにしても、このような責任ある演奏会を経験できて、俊さんと鞠さんは一段と成長しました。
この一ヶ月間の成長は傍にいる私がしっかと感じ取りましたよ。
束の間ゆっくりして、さあ棚上げになってたお稽古の再開です!
突然のお話に嬉しさ以上に重い責任を感じながらの一ヶ月だったように思います。
何と言っても、沢山いらっしゃる先輩方に先駆けての出演だったのですから。
でも、その重圧にも負けずに、我が社中の俊さんと鞠さんは本日無事に立派な演奏をして、その任を果たしました。
栄芝先生にも、とよ五前会長さんにも「よかったわよ」「鮮やかでしたよ」と嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
楽屋でもいろんな方からお褒めいただきました。
会場には芝鳳会のお仲間も沢山おいでくださって心からの声援をしていただきました。
皆さん本当に本当にありがとうございました。
皆さんのお顔を拝見した時にはホッと安心して、グッときましたよ。
俊さんも鞠さんも、勿論私も終了後は「おめでとう!」と乾杯のグラスを挙げたかったのですが、昨日から家人が入院するという事態になり、ライブ終了とともに私は病院へ急ぐことになったのでした。
改めて乾杯したいと思っておりますので、少々お待ちくださいませ。
それにしても、このような責任ある演奏会を経験できて、俊さんと鞠さんは一段と成長しました。
この一ヶ月間の成長は傍にいる私がしっかと感じ取りましたよ。
束の間ゆっくりして、さあ棚上げになってたお稽古の再開です!
10数年前に知り合いに連れて行っていただいた、裏六甲の桂山荘という料亭旅館があります。
女将さんが素敵な方で、全面的に料亭の顔となり、いろいろなマスメディアに登場し、関西ではかなり名の知れた方でした。
紅葉が綺麗で不思議な気の満ちたその料亭には政財界の大物と言われる方々も沢山訪れ、いつも活気に溢れていました。
最後にそこを訪れたのは4年くらい前だったでしょうか。
また行きたいと思いながら機会が無く、年賀状でのご挨拶だけになっておりました。
ふとしたきっかけでその女将さんが春さんとお知り合いだと知った時には本当に驚きましたが、あの素敵な桂山荘が閉鎖されたと知り、更に驚いたのです。
でも春さんから、女将さんの近況も知ることができました。
今は大阪でお料理屋さんをなさってるというのです。
4月の「京おどり」へ伺った時には是非、女将さんのお店に伺おうと思っています。
春さんが連絡してくださいましたが、女将さんも私を待っててくださるとのこと。
春さんと知り合えなかったら女将さんとのご縁もそれっきりになってたかもしれません。
きっと見えない糸で繫がっていたのでしょうね。
お会いする日がとても楽しみです。
女将さんが素敵な方で、全面的に料亭の顔となり、いろいろなマスメディアに登場し、関西ではかなり名の知れた方でした。
紅葉が綺麗で不思議な気の満ちたその料亭には政財界の大物と言われる方々も沢山訪れ、いつも活気に溢れていました。
最後にそこを訪れたのは4年くらい前だったでしょうか。
また行きたいと思いながら機会が無く、年賀状でのご挨拶だけになっておりました。
ふとしたきっかけでその女将さんが春さんとお知り合いだと知った時には本当に驚きましたが、あの素敵な桂山荘が閉鎖されたと知り、更に驚いたのです。
でも春さんから、女将さんの近況も知ることができました。
今は大阪でお料理屋さんをなさってるというのです。
4月の「京おどり」へ伺った時には是非、女将さんのお店に伺おうと思っています。
春さんが連絡してくださいましたが、女将さんも私を待っててくださるとのこと。
春さんと知り合えなかったら女将さんとのご縁もそれっきりになってたかもしれません。
きっと見えない糸で繫がっていたのでしょうね。
お会いする日がとても楽しみです。
今週土曜日、お昼に急に舞台のお稽古が入りましたので、麻布のお稽古は夕方5時からに変更させていただきます。
翌日が若草ライブ当日で朝が早いので、お稽古は遅くても夜9時までにさせていただきたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。
何だかこの数週間に大きな舞台や行事が重なって私の小さな脳みそは回りが悪くなったのか少々バテ気味なのです。
今朝はアイローズクリニックの先生にプラセンタの注射をしていただいてる夢を見る始末です。
「あぁ、そういえば暫らく行ってなかったわ。」と思い立ち、常磐津のお稽古の後、タチバナで用事を済ませ、銀座で明日の買い物を済ませてから、行ってきました「プラセンタ」。
明日は藤沢で常磐津の下浚いがあり、朝の始動が私にとってはチト早いのが辛いところです。
風邪だろうが何だろうが這ってでも行かねばなりません。
「はい、これで元気になりますよ。」という先生の言葉に何だかもうすっかり元気になったつもりの単純な自分が、こんな時には本当に幸せな性格だなぁと感心するのです。
若草ライブが終われば晴れがましいお名取式が待ってます。
八さん曰く「両手両足に花」。
まさに女性5人(勿論、私も入れました)に囲まれて八さんの晴れの日です。
和さんは残念ながら、その日お仕事があるので途中でお帰りにならなくてはなりません。
栄芝先生との会食が終わったら私達一行は速やかに賑々しく和さんのお店に直行する魂胆です。
参加したい方は遠慮なくおいでくださいませね。
お席が無い場合はカウンターの中に入っちゃいましょう。
その前に大切な若草ライブです。
俊さん、鞠さん、風邪など引かないようにね。
先日の下浚いの演奏を栄芝先生はとても褒めてくださいましたよ。
翌日が若草ライブ当日で朝が早いので、お稽古は遅くても夜9時までにさせていただきたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。
何だかこの数週間に大きな舞台や行事が重なって私の小さな脳みそは回りが悪くなったのか少々バテ気味なのです。
今朝はアイローズクリニックの先生にプラセンタの注射をしていただいてる夢を見る始末です。
「あぁ、そういえば暫らく行ってなかったわ。」と思い立ち、常磐津のお稽古の後、タチバナで用事を済ませ、銀座で明日の買い物を済ませてから、行ってきました「プラセンタ」。
明日は藤沢で常磐津の下浚いがあり、朝の始動が私にとってはチト早いのが辛いところです。
風邪だろうが何だろうが這ってでも行かねばなりません。
「はい、これで元気になりますよ。」という先生の言葉に何だかもうすっかり元気になったつもりの単純な自分が、こんな時には本当に幸せな性格だなぁと感心するのです。
若草ライブが終われば晴れがましいお名取式が待ってます。
八さん曰く「両手両足に花」。
まさに女性5人(勿論、私も入れました)に囲まれて八さんの晴れの日です。
和さんは残念ながら、その日お仕事があるので途中でお帰りにならなくてはなりません。
栄芝先生との会食が終わったら私達一行は速やかに賑々しく和さんのお店に直行する魂胆です。
参加したい方は遠慮なくおいでくださいませね。
お席が無い場合はカウンターの中に入っちゃいましょう。
その前に大切な若草ライブです。
俊さん、鞠さん、風邪など引かないようにね。
先日の下浚いの演奏を栄芝先生はとても褒めてくださいましたよ。
やっと届きました。
「若草ライブパートⅢ」のプログラム。
いの一番じゃ緊張するから嫌だなぁと思いながらページを開くと、ほっ、1番ではありません。
1部、2部とも12番ずつの演奏です。
1部の「春日曲を唄う」では「鶴次郎」は2番目、2部の「好きな小唄」では「一座から」は4番目でした。
何人か知ってる方々も出てらっしゃいますので、少し安心しました。
プログラムの見開きのご挨拶では、この会を「若手師範育成ライブ」と位置づけ、「出演者の皆さんの成長を楽しみに見守りたい」と書かれています。
実際に師範として活動されてる方も入ってますし、師範試験には合格したもののまだ師範活動はしてないという方も混じってます。
春日会としては、いずれ師範としてお弟子さんに春日小唄を普及してほしいという願いがあるのでしょう。
俊さんも鞠さんも今はまだお弟子さんはいませんが、いずれ教えてみようかなという気になったら、遠慮なく頑張ってほしいものです。
教えるということは学ぶことです。
私もお弟子さん達に随分と教えられることがあります。
生半可ではお弟子さんに失礼ですので、必死になるわけで、少しづつでも芸は向上します。
(いつか11時間続けてお稽古した私に「上手くなりますね」と言ったお弟子さんがいたっけなぁ)
それに何よりお弟子さんが成長していくのを見るのは本当に楽しいものです。
俊さん、鞠さんにもこの楽しさを是非味わってほしいですし勿論、後に続く方々にも名取の次は師範を目指してほしいものです。
「若草ライブパートⅢ」のプログラム。
いの一番じゃ緊張するから嫌だなぁと思いながらページを開くと、ほっ、1番ではありません。
1部、2部とも12番ずつの演奏です。
1部の「春日曲を唄う」では「鶴次郎」は2番目、2部の「好きな小唄」では「一座から」は4番目でした。
何人か知ってる方々も出てらっしゃいますので、少し安心しました。
プログラムの見開きのご挨拶では、この会を「若手師範育成ライブ」と位置づけ、「出演者の皆さんの成長を楽しみに見守りたい」と書かれています。
実際に師範として活動されてる方も入ってますし、師範試験には合格したもののまだ師範活動はしてないという方も混じってます。
春日会としては、いずれ師範としてお弟子さんに春日小唄を普及してほしいという願いがあるのでしょう。
俊さんも鞠さんも今はまだお弟子さんはいませんが、いずれ教えてみようかなという気になったら、遠慮なく頑張ってほしいものです。
教えるということは学ぶことです。
私もお弟子さん達に随分と教えられることがあります。
生半可ではお弟子さんに失礼ですので、必死になるわけで、少しづつでも芸は向上します。
(いつか11時間続けてお稽古した私に「上手くなりますね」と言ったお弟子さんがいたっけなぁ)
それに何よりお弟子さんが成長していくのを見るのは本当に楽しいものです。
俊さん、鞠さんにもこの楽しさを是非味わってほしいですし勿論、後に続く方々にも名取の次は師範を目指してほしいものです。
この春、和さん、八さん、弥ちゃん、祥さんとご一緒に佳さんがお名取になります。
昨日、急遽決まりましたので、お名取のお名前を何にするかで大盛り上がりでした。
昨日の段階では俊さん、鞠さん、樹さん、佐さん、弓さんも加わりいろんな字が登場しました。
樹さんが「やまとなでしこの、なでし、という字はどうですか?」
私「・・・それって、ぶ、って読むんじゃない?」と即却下。
結局、一番佳さんらしいということで「舞」と「扇」が最終選考に進むことになったのです。
明けて今日はタチバナのお稽古。
佳さんとしては「舞」「扇」はいかにもという感じでどうもしっくりしないご様子です。
今日は家人、由ちゃんも加わり、新たに「櫻」「咲」「麗」が候補として登場しました。
どれも皆素敵なのですが、紙に書いてみると「麗」が一番姿が良いことが判りました。
「うるわしい」なんと佳さんにぴったりの響きでしょう。
明日、栄芝先生にファクスをすることになってますが、先生もとても喜んでくださいました。
そして10月の会には佳さんのご縁でお囃子をお願いすることができました。
念願でしたので本当に嬉しいことです。
合唱も踊りも一際素晴らしいものになることでしょう。
皆さんお楽しみにね。
昨日、急遽決まりましたので、お名取のお名前を何にするかで大盛り上がりでした。
昨日の段階では俊さん、鞠さん、樹さん、佐さん、弓さんも加わりいろんな字が登場しました。
樹さんが「やまとなでしこの、なでし、という字はどうですか?」
私「・・・それって、ぶ、って読むんじゃない?」と即却下。
結局、一番佳さんらしいということで「舞」と「扇」が最終選考に進むことになったのです。
明けて今日はタチバナのお稽古。
佳さんとしては「舞」「扇」はいかにもという感じでどうもしっくりしないご様子です。
今日は家人、由ちゃんも加わり、新たに「櫻」「咲」「麗」が候補として登場しました。
どれも皆素敵なのですが、紙に書いてみると「麗」が一番姿が良いことが判りました。
「うるわしい」なんと佳さんにぴったりの響きでしょう。
明日、栄芝先生にファクスをすることになってますが、先生もとても喜んでくださいました。
そして10月の会には佳さんのご縁でお囃子をお願いすることができました。
念願でしたので本当に嬉しいことです。
合唱も踊りも一際素晴らしいものになることでしょう。
皆さんお楽しみにね。
これからの一ヶ月の間に小唄と常磐津の舞台が5ツもひしめいていて、覚えなくてはならない曲が30曲以上というのに、このところの私はどうやらパソコン病にかかってるようで、お稽古に身が入りません。
お尻に火が付いてからの集中力には多少の自信があるというものの、やはり毎日の積み重ねが結果となって表れますから、いつまでも暢気に構えているわけにはいかなくなってきました。
「よーし!今日はパソコンを開かないぞ!」と固く決心してお稽古に取り掛かったのですが、「今日は何も書かないの?」という声が聞こえてきて、むずむずと虫が騒ぎ出し、また結局はパソコンの前にいるわけです。
来る若草ライブでは暗譜ですが、鞠さんはすでに完璧、私はというとそういう訳でこれからなのであります。
俊さん、鞠さん御免なさい。
これから頑張りますからね。
そういうわけで気になることも棚上げで、そのうち忘れてしまうかも、なんて思ったりして。
明日はお稽古日ですが、夜組は俊さん、鞠さん、弓さん、由ちゃん。
珠ちゃん、佐さんは帰っちゃうのね。
佳さんはごゆっくりできるのかな?
郁さんも参加かな?
明日は煮込みハンバーグでーす。
お尻に火が付いてからの集中力には多少の自信があるというものの、やはり毎日の積み重ねが結果となって表れますから、いつまでも暢気に構えているわけにはいかなくなってきました。
「よーし!今日はパソコンを開かないぞ!」と固く決心してお稽古に取り掛かったのですが、「今日は何も書かないの?」という声が聞こえてきて、むずむずと虫が騒ぎ出し、また結局はパソコンの前にいるわけです。
来る若草ライブでは暗譜ですが、鞠さんはすでに完璧、私はというとそういう訳でこれからなのであります。
俊さん、鞠さん御免なさい。
これから頑張りますからね。
そういうわけで気になることも棚上げで、そのうち忘れてしまうかも、なんて思ったりして。
明日はお稽古日ですが、夜組は俊さん、鞠さん、弓さん、由ちゃん。
珠ちゃん、佐さんは帰っちゃうのね。
佳さんはごゆっくりできるのかな?
郁さんも参加かな?
明日は煮込みハンバーグでーす。
麻布教室
1日(土)
7日(金)
8日(土)
21日(金) 夕方6時より
22日(土)
28日(金)
日本橋教室
16日(日)
23日(日)
銀座教室
10日(月)
31日(月)
9日(日)
若草ライブ 高輪区民センター
「心して(鶴次郎)」
「一座から」 唄 芝鳳俊
糸 芝鳳鞠
13日(木)
お名取式 春日会館
とよ芝鳳和
豊芝鳳八
とよ芝鳳麗
とよ芝鳳弥
とよ芝鳳祥
1日(土)
7日(金)
8日(土)
21日(金) 夕方6時より
22日(土)
28日(金)
日本橋教室
16日(日)
23日(日)
銀座教室
10日(月)
31日(月)
9日(日)
若草ライブ 高輪区民センター
「心して(鶴次郎)」
「一座から」 唄 芝鳳俊
糸 芝鳳鞠
13日(木)
お名取式 春日会館
とよ芝鳳和
豊芝鳳八
とよ芝鳳麗
とよ芝鳳弥
とよ芝鳳祥
則さんのご自宅で母上のお稽古「花の雲」。
前回より少し声が出るようになりました。
お休みになってる寝室にお邪魔し、お布団に座ってのお稽古ですが、なんとかお元気になってほしい一心で祈るような気持ちで唄います。
10月の会で母上は「花の雲」「六段くずし」を唄い、新橋のさきさんが踊ってくださることになってます。
母上はもうすぐ90歳。
何とか晴れの舞台に立たせて差し上げたいものと、微力ながら出稽古に伺ってますが、それが母上の生きる張り合いになってるとしたらこんなに嬉しいことはありません。
さて、母上のお稽古が終わり、階下のお稽古場に向かってる時に私の前を横切った女性が。
「・・・?」私の
視線を感じたのか、ふと立ち止まったその女性。
「あ、お久しぶりですー。その節は・・・。」とお互いにご挨拶を交わしたのですが、私が持ってたお三味線に目を留められ「あら、ここで小唄のお稽古をしてらっしゃるんですか?」とお聞きになりました。
私が「ハイ」と言うより早く、則さんが「どうぞ良かったらおやりになりませんかー。」と広報部長のごとく話し始めたので、私は大慌てで則さんを制止したのであります。
「とんでもないことを。申し訳ありませーん。」と謝り、失礼したのですが、なんとその方は人間国宝常磐津英寿先生のお嬢様で常磐津では私の大先輩に当たる方でした。
汗汗汗・・・久々の則さん絶好調に触れ、冷や汗ながら何だか嬉しい私でした。
弓さんもいらして「五月雨や空」のお稽古をしたのですが、今日が2回目なのに、もう大体入ったようで、あと少しというところです。
今度は土曜日の夜にいらっしゃいますので、久々に弓さんの為に腕を振るうといたしましょう。
俊さん、鞠さんは「鶴次郎」「一座から」のお稽古。
唄もお三味線もどんどん良くなり、お稽古してても達成感が味わえて感激です。
皆さん、3月9日若草ライブには是非いらしてくださいね。
前回より少し声が出るようになりました。
お休みになってる寝室にお邪魔し、お布団に座ってのお稽古ですが、なんとかお元気になってほしい一心で祈るような気持ちで唄います。
10月の会で母上は「花の雲」「六段くずし」を唄い、新橋のさきさんが踊ってくださることになってます。
母上はもうすぐ90歳。
何とか晴れの舞台に立たせて差し上げたいものと、微力ながら出稽古に伺ってますが、それが母上の生きる張り合いになってるとしたらこんなに嬉しいことはありません。
さて、母上のお稽古が終わり、階下のお稽古場に向かってる時に私の前を横切った女性が。
「・・・?」私の
視線を感じたのか、ふと立ち止まったその女性。
「あ、お久しぶりですー。その節は・・・。」とお互いにご挨拶を交わしたのですが、私が持ってたお三味線に目を留められ「あら、ここで小唄のお稽古をしてらっしゃるんですか?」とお聞きになりました。
私が「ハイ」と言うより早く、則さんが「どうぞ良かったらおやりになりませんかー。」と広報部長のごとく話し始めたので、私は大慌てで則さんを制止したのであります。
「とんでもないことを。申し訳ありませーん。」と謝り、失礼したのですが、なんとその方は人間国宝常磐津英寿先生のお嬢様で常磐津では私の大先輩に当たる方でした。
汗汗汗・・・久々の則さん絶好調に触れ、冷や汗ながら何だか嬉しい私でした。
弓さんもいらして「五月雨や空」のお稽古をしたのですが、今日が2回目なのに、もう大体入ったようで、あと少しというところです。
今度は土曜日の夜にいらっしゃいますので、久々に弓さんの為に腕を振るうといたしましょう。
俊さん、鞠さんは「鶴次郎」「一座から」のお稽古。
唄もお三味線もどんどん良くなり、お稽古してても達成感が味わえて感激です。
皆さん、3月9日若草ライブには是非いらしてくださいね。
嬉しいこと
土曜日は、俊さん、鞠さんが若草ライブのお稽古をしました。
「鶴次郎」「一座から」
俊さんの唄は見違えるほどに上達しましたし、鞠さんは完全に2曲とも暗譜ができました。
これで私も安心して二人を舞台に送ることができます。
あと少しの時間を抜かりなく、更なる芸の向上を目指したいと思います。
嬉しいことがもう一つ
金曜日から泊り込みでお稽古にいらしてた「ぽんさん」がこの春にお名取になることが決まりました。
端唄のお名取ではなく小唄ですので、和さん、八さん、弥ちゃんとご一緒に3月13日に春日会館へまいります。
ぽんさんのご縁のある字の「祥」を取って鳳祥さんになります。
読み方は「しょう」ですので、きっと同じ呼び名の鳳昶さんが導いてくださったのでしょう。
嬉しいことがもう一つ。
私の古い友人の幸子さんが今月からお稽古を始めることになりました。
たった今お電話をくださったのですが、暫らくは私の方からお仕事場に出向いてお稽古することになります。
10月の会には端唄で出演してくださいます。
昨年は幸子さんにとって辛い一年でしたから、束の間浮世を離れて端唄の世界で遊んでいただきたいと思っています。
嬉しいことがもう一つ。
「ま」君と由ちゃんが11月にめでたく「高砂やー」となりそうです。
珠ちゃんの結婚式には鳳昶さん、楓さん、俊さん、鞠さんとご一緒に「高砂」と「黒田節」をお祝いに唄わせていただきましたが、二人の披露宴では是非「住吉」を演奏したいものです。
踊りがあったら素敵でしょうね。
3月9日(日)若草ライブへの出演が決まりました。
1部では「鶴次郎」2部では「一座から」を俊さんが唄います。
鞠さんは「鶴次郎」の上調子、「一座から」の本手を弾きます。
実はこの会はお三味線を暗譜しなくてはならないのです。
うちでは今まで暗譜を課したことがありませんので、これは一大事なのです。
しかも一ヶ月を切ってしまいました。
鞠さんは今頃大分のお宿でのんびりしてらっしゃるころかもしれませんが、心のどこかでこの暗譜の件が引っかかって存分に楽しめないのではないかと気に掛かります。
俊さんもこれから「鶴次郎」を覚えて表現しなくてはなりませんから、あと一ヶ月では可哀想なのですが、なんとかしてくれると信じて、私もできる限りの指導をさせていただこうと思っています。
10月の会への斬り込み隊長というところでしょうか。
栄芝先生のご推薦ですから、しっかり頑張って綺麗な舞台にいたしましょう。
俊さん、鞠さんお時間の許す限りお稽古場に足を運んでくださいね。
4月6日(日)は恒例の栄芝会があります。
今年の合唱は「五月雨や空に」
唄に香さん、正さん、郁さん。
糸で珠ちゃん、樹さん、佳さん、春さん、由ちゃんが出演します。
男性合唱は「勝名のり」
八さんが出演します。
佐さん、弓さんいかがですか?
1部では「鶴次郎」2部では「一座から」を俊さんが唄います。
鞠さんは「鶴次郎」の上調子、「一座から」の本手を弾きます。
実はこの会はお三味線を暗譜しなくてはならないのです。
うちでは今まで暗譜を課したことがありませんので、これは一大事なのです。
しかも一ヶ月を切ってしまいました。
鞠さんは今頃大分のお宿でのんびりしてらっしゃるころかもしれませんが、心のどこかでこの暗譜の件が引っかかって存分に楽しめないのではないかと気に掛かります。
俊さんもこれから「鶴次郎」を覚えて表現しなくてはなりませんから、あと一ヶ月では可哀想なのですが、なんとかしてくれると信じて、私もできる限りの指導をさせていただこうと思っています。
10月の会への斬り込み隊長というところでしょうか。
栄芝先生のご推薦ですから、しっかり頑張って綺麗な舞台にいたしましょう。
俊さん、鞠さんお時間の許す限りお稽古場に足を運んでくださいね。
4月6日(日)は恒例の栄芝会があります。
今年の合唱は「五月雨や空に」
唄に香さん、正さん、郁さん。
糸で珠ちゃん、樹さん、佳さん、春さん、由ちゃんが出演します。
男性合唱は「勝名のり」
八さんが出演します。
佐さん、弓さんいかがですか?
私の小唄歴は36年です。
栄芝先生に教えを請うようになってからは10年ですから、それ以前の26年は別の師匠に師事していたわけです。
いろいろあって最初の師匠にお暇いただいたのですが、その時には小唄を続けることはできないものと諦めたのでした。
栄芝先生には端唄で入門したのですが、その際に栄芝先生は私が小唄をしていたことを知り、
「26年もいて、辞めるにはそれなりの理由があったでしょう。でもそれは一切聞かないから。」
とおっしゃってくださいました。
愚痴や恨み言を口にしたくなかった私には、栄芝先生のそのお言葉が実に潔く響き、ありがたかったのです。
2ヶ月ほど端唄をお稽古した頃
「あんた小唄もお稽古したいでしょ。もったいないから私が話してあげるわよ。」
とおっしゃって、前の師匠にお話を通してくださって晴れて小唄でも栄芝先生の弟子となったのです。
前の師匠も同じ春日のお師匠さんでしたから、いろんな所で顔を会わせる事があり、その度にドキドキしながら会釈したものでした。
それから10年の歳月が過ぎ、私が10月に見台開きをすることを知ったその師匠から思いがけず昨日お手紙を頂戴したのです。
とても達筆だったその師匠の筆は些かも衰えておらず、見事な文字で10月の見台開きを心から祝ってくださってました。
会報で10月の見台開きの記事をご覧になり
「自分のことのように嬉しく感無量、ジワジワ文字が滲んで・・・」
と綴ってありました。
早速お礼のお返事を書いたのですが、長い間のわだかまりが解けていくようで、心の底からありがたく嬉しい思いで胸が熱くなったのです。
このお手紙は栄芝先生にもお見せして、私には実現したいある思いが浮かんできています。
栄芝先生に教えを請うようになってからは10年ですから、それ以前の26年は別の師匠に師事していたわけです。
いろいろあって最初の師匠にお暇いただいたのですが、その時には小唄を続けることはできないものと諦めたのでした。
栄芝先生には端唄で入門したのですが、その際に栄芝先生は私が小唄をしていたことを知り、
「26年もいて、辞めるにはそれなりの理由があったでしょう。でもそれは一切聞かないから。」
とおっしゃってくださいました。
愚痴や恨み言を口にしたくなかった私には、栄芝先生のそのお言葉が実に潔く響き、ありがたかったのです。
2ヶ月ほど端唄をお稽古した頃
「あんた小唄もお稽古したいでしょ。もったいないから私が話してあげるわよ。」
とおっしゃって、前の師匠にお話を通してくださって晴れて小唄でも栄芝先生の弟子となったのです。
前の師匠も同じ春日のお師匠さんでしたから、いろんな所で顔を会わせる事があり、その度にドキドキしながら会釈したものでした。
それから10年の歳月が過ぎ、私が10月に見台開きをすることを知ったその師匠から思いがけず昨日お手紙を頂戴したのです。
とても達筆だったその師匠の筆は些かも衰えておらず、見事な文字で10月の見台開きを心から祝ってくださってました。
会報で10月の見台開きの記事をご覧になり
「自分のことのように嬉しく感無量、ジワジワ文字が滲んで・・・」
と綴ってありました。
早速お礼のお返事を書いたのですが、長い間のわだかまりが解けていくようで、心の底からありがたく嬉しい思いで胸が熱くなったのです。
このお手紙は栄芝先生にもお見せして、私には実現したいある思いが浮かんできています。
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