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小唄 春日とよ芝鳳のブログ
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今夜のうちに沢山仕込みましたので、皆さん食べてってね。
大根がとっても美味しいので、一杯入れました。
豆さんが苦手の焼き魚、しかも骨が沢山ある「さんまの糠漬け」を焼きましょう。
大根おろしをタップリ添えて。
美味しかろうねぇ。
私のお料理18番「豚のザル」
くっくっく・・・知ってる人は知っている。
俊さん、鞠さんはご存知でしょうが、このところトンと食卓に上ることが無くなっておりました。
随分沢山作ったつもりでも、煮込んでいるうちにドンドン量が減ってしまうのです。
大家族となった今は家計の事情もあって(3キロ作っても足りない)なかなか用意できないわけです。
でも数日後に大イベントを控えた俊さんが風邪が長引いてピンチの状態らしいと聞き、早く治って欲しい願いを込めて今夜は「豚のザル」を仕込んだのです。
にんにくの臭いが家中にプンプンしています。
「ま君」も「き君」もこれが大好きとあって、久々の味を一足早く頂きましたので、明日は具合の悪い方優先で召し上がっていただきましょう。
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先日のお名取式以来の「うちわさん」は相変わらずの大入り満員でした。
和さんは髪をシックに結い上げて落ち着いた雰囲気です。
お馴染みさんばかりで見知ったお顔も多く、和さんを通してカラオケにお誘いいただきましたが、今日のところはご遠慮して帰ってまいりました。
気のおけない人達と一緒の時間を過ごすのは、とても楽しく時間の過ぎ行くのも忘れます。
カウンターに並んで座ると、嬉しいお話ばかりではなく、難しいお話も沢山、次々に出てきますが、これも生きてる証ゆえの悩みと思えば、それらを共通の話題として話し合える人達がいることの幸せを感じます。
生まれた場所や育った環境が違えば、考え方もそれぞれ違うのが当たり前なのに、同じ趣味を通して同じ夢を語り合う時には年齢の違いさえも忘れます。
楽しい時間が流れます。
大切にしたいお仲間です。
いつもは飲まない、というか飲めないとばかり思ってた人が今夜は泡盛を水割りで飲んでました。
大丈夫だったかしら?
生ビールの後、2種類の泡盛を飲んだあの人は大丈夫だったかしら?
このところ余裕の無い日々を送り、少々お疲れ気味です。
今月末には先輩師範の会の下浚いがありますので、その準備に掛からなくてはなりませんし、他のお仕事も入ってます。
でもでもここは暫し忘れて一切が一段落したことにして、少しのんびりさせていただきます。

さてエジンバラからおいでになった義様は短い期間ではありましたが何曲かをお稽古いたしました。
とても魅力的な声の持ち主で、小唄に向いた雰囲気もお持ちです。
次回はいつ日本にお帰りになるのでしょうか。
もう30年もあちらにお住みですから、お帰りになるという表現は当たらないかもしれませんね。
でも小唄をお稽古していると「身近に江戸を感じ、掴み取れるような気がする。」と嬉しい事を仰いました。
日本を離れて暮らしていらっしゃるからこそのお気持ちのように思えて、自分が小唄と共に歩いてきたことが嬉しく思えます。
何かご縁があるのでしょうか、お客さまの豆さんと、字こそ違いますが同じお名前でした。

久々に登場の雛ちゃんは、お元気そうで安心しました。
先日の「しじみ事件」では犯人扱いされて被害を被ったとか、本当に災難でしたよね。
あの事件の張本人は誰かと、いろいろ憶測を呼んだようですが、
「犯人は現場に戻る」
「第一発見者が犯人説」
を地で行ってましたね。

さて樹さんが先日の栄芝会をCDにしてくださいましたよ。
それぞれに名前が入るという念の入れようで、本当にマメさには頭が下がります。

麗さん出演作品のビデオもお借りしましたので、お稽古の時にご覧くださいね。
さすがに踊りが素晴らしいですよ。
明日はエジンバラからお客様がいらっしゃいます。
日本に滞在中の明日からの三日間、小唄の集中稽古をすることになりました。
ホームページをご覧になってご連絡を頂戴し実現したのですが、世界の方がご覧になってると思うと身も引き締まる気がいたします。
沢山のお教室の中からこちらにおいでになるとお決めになったのも何かのご縁でしょう。
明日は「味」のお稽古をしようと思っています。
折角おいでになるのですから、何曲か吹き込んでお持ちいただくつもりですが、
「うどんやさん」
「うから」
「真の夜中」
「豆しぼり」
そして是非「白扇」も・・・。

雛ちゃんから、久々に土曜日にお稽古にいらっしゃるとご連絡がありました。
「雛ちゃんのためにご馳走を用意します。」
とメールしたら、
「ご馳走に見合うだけの練習をしていきます。」
と可愛い返信がありました。
雛ちゃん、バッチリ絞りますよー。(笑)

昨日の銀座教室では、則さんの「白扇」のお三味線に少しながら光が見えたような気がします。
前から後ろに回り、糸蔵のあたりを握りながら、かなり厳しくお稽古をしましたが、以前よりは反応が早くなりました。
10月までには何とかしたいものです。

弓さんは唄に変化が表れ出しました。
唄にもお三味線にも、弓さんが真剣に取り組む姿勢が見えて、なかなかいい感じになってきました。
更に良い唄になるように頑張りましょうね。

珠ちゃんは始めたばかりの上調子ですが、元々勘がいいので、無理なくマスターできそうです。
曲の流れをしっかり頭にいれましょうね。
昨日はピックを使わず、指で弾きましたが良い音が出てましたね。

明日は9時にはお稽古終了ですので、いらっしゃる方は早めにおいでくださいね。
土曜日は夕方6時からですよ。
間違えないでくださいね。
と書いても・・・誰か間違う人が必ずいるのよね・・・。
多分あの人・・・?
今朝はお仕事で着物で出かけなくてはならず、美容院を10時に予約してました。
着物を着て、荷物も忘れ物がないように確認し、強い雨風にも濡れないように雨コートも着て、近くのいつもの美容院に行きました。
今日は火曜日ですので、本来ならばお休みなのですが、前からお願いしてあるので、今日は開けてくれてるのです。
・・・のはずでした。
ところが・・・ギョェ!
え?
ん?
ヒェー!
閉まってる!
何度電話しても出ない・・・。
お仕事先から夕べ連絡があり、11時にはセットが終わって無くては間に合いません。
器用な人なら何とかご自分でまとめるのでしょうが、私はそんなことは出来ません。
そんなことなら洋服で・・・というわけにもいかず、でももしかしたら少し遅れてるだけかもしれないし、もう少しお店の前で待ってみようかしら?
などいろんな事が頭を駆け巡りましたが、いつも1時間はたっぷりセットに時間が掛かりますので、もうこれ以上は待っていられません。
かといって何処か・・・?
「あ!プリンスホテル!」
急いで家に帰りプリンスホテルの美容室に連絡したら、幸いすぐやっていただけるとのこと。
タクシーで駆けつける途中、美容院の前を通ったけど、やはり開いてません。
ホテルの美容室では実に手際よく、いつもの時間の半分の時間でセットは終わり、何故か料金は倍ですが、この際そんなことは言ってられません。
深々と頭を下げ、心からのお礼を言ってお仕事に向かいました。
時間的には充分に間に合いホッとした途端、何故か足ががくがくしましたが、もし今度こんなことがあったらどうしましょう。
以前にも同じようなことがあったような気がしますが、自宅のお稽古でしたから洋服でご勘弁いただいたような。
あぁ、いっそ髪を短くしようか、などと真剣に考えたのでした。
それにしても美容院の先生はどうしちゃったのでしょうかねぇ。
すっかり忘れちゃったのでしょうか。
ま、人の事はあまり言えませんけどね。
皆さん、大事なことはメモしましょうね。

ところで先日の打ち上げの席で、程よく出来上がった珠ちゃんが今度のお稽古は10時に行きます、っておっしゃってたけど、あれって11日の金曜日のことでしたっけ?
申し訳ありませんが翌日が早いので、金曜日は9時までのお稽古にさせていただくんでした。
ごめんなさいね。
明日9日は銀座教室ですので、そちらにどうぞおいでくださいませ。
鞠さんの言を借りると正に「栄芝会万歳!」の昨日の三越劇場なのでした。
会主の栄芝先生は幕開きの「子年春春日万歳」と終盤の合唱と踊り地で舞台に上がられるだけで、あとは裏方のプロデューサーに徹していらっしゃいますが、客席はいつも一杯。
踊り地の頃になると座るお席も無いほどに満員です。
全てのお役目を終え、心地よい疲れと達成感の中、私はいつも一番後ろに立って美しい芸者さん達の小唄振りを拝見しながら、栄芝先生の弟子であることの幸せを感じるのです。
おそらく他の師範の方々も同じ思いでいらっしゃるに違いありません。

我が社中からは合唱で11名が舞台に乗せていただきました。
10月には同じ舞台でお一人づつの発表がありますが、きっと皆さんがその時に思いを馳せていらっしゃったのではないかと想像いたします。
幕が開いてしまうと本当にアッという間に演奏が終わり、幕が下りるのが勿体無いような昨日の合唱でしたが、その舞台に向けて皆さんが精一杯のお稽古をいたしました。
皆さん、本当に綺麗でしたし、立派でしたよ。
終わってロビーでお写真を撮りましたが、本当は写真を撮る側になって皆さんを見てみたかったなぁ。

お馴染みの半蔵門に会場を移し、応援に駆けつけてくださった方達もご一緒に社中の打ち上げをいたしましたが緊張もほぐれ、お料理も美味しく実に楽しかったですね。
いろんな事情で来られなかった方たちは本当に残念でしたが、今度は麗さんのお芝居で楽しい時間を共有しようと計画してますので、是非ご参加くださいませ。

さぁ、皆様今週からは10月に向けて本格的なお稽古に突入しますよ。
気合を入れてまいりましょうね。
唄とお三味線はしっかり何度でも合わせて、当日楽屋で合わせる必要が無いほどにしなくてはなりません。
頑張りましょう!
最近は夜のお稽古にいらっしゃる方がまばらで寂しく思ってましたが、今日は久々に活気のある賑やかな夜のお稽古でした。
佐さんはお仕事帰りで夜の部に初参加。
正さんは今日はエレガントにお洋服で登場。
弓さんもヒラヒラの春めいたピンクのお洋服です。
珠ちゃん、樹さんには昨日のお囃子入りのテープをダビングして差し上げました。
俊さんはフキノトウに呼び寄せられて登場となりました。
八さんにはお名取式のお写真と栄芝先生からの胴掛けと私からの名入りの根付をプレゼント。
由ちゃんは昨日に続き、今日も群馬から元気にお稽古にいらっしゃいました。
鞠さんは連日のお花見?が祟り、職場に缶詰状態で、お稽古は残念ながらお休みでした。

明日は予定表には麗さん、和さん、由ちゃんのお名前しかありませんが、他の方々はどうでしょうか?
6日には樹さんが胴掛けを替えてお三味線を余分に持って行ってくださることになりました。
樹さんは演奏後に楽屋で着物から洋服に着替えますので、お着物をたためる方は、どうか手伝ってあげてくださいませ。
私は・・・申し訳ありませんがずっと舞台ですので、あしからず。

当日の会終了後の打ち上げ参加者の集計を俊さんにお願いしようと思いながら、先程ついウッカリ忘れてしまいました。
もう大よその人数で予約はしてありますが、出演者以外の「打ち上げ参加者人数」の確認を宜しくお願いいたします。

3日後に控えた栄芝会の合唱の下浚いが春日会館であり、我が社中からは香さん、正さん、麗さん、弓さん、郁さん、由ちゃんが参加しました。
3階の控え室は各社中の参加者で足の踏み場もないほどの賑わいで、とてもお三味線のお稽古をするどころではありません。
座る場所も無く呆然と立ってる方もいるほどで、初めて参加なさった方々は、その光景にさぞや驚かれたことでしょう。
慣れない場所で気を使い、お疲れになったことと思われます。
香さん、正さんは春日会館の場所もよくご存知で、駅からお散歩がてら歩いていらっしゃいましたが、お元気で何よりです。
お囃子が入ってのお稽古は心も弾み、演奏していても気持ちの良いものです。
そうそう、麗さんのお友達のお囃子さんが10月の会にお手伝いしてくださることになりましたので、今日栄芝先生にお話をしてまいりました。
先生も喜んでくださいました。
「佃流し」「白扇」の合唱曲と、豆さん、香さん、則さん、八さんの踊り地にはお囃子が入ることになりましたので、皆さんお楽しみになさってくださいね。

銀座教室はビルの一階にあり、6時からお稽古が始まります。
その前に私は則さんの母上とお稽古をするため、同じビルに住む則さんの家に5時には伺うことにしています。
今日はいつもより少々遅れてしまい慌てていました。
でも私を迎えてくれたのは玄関ドアの前の張り紙。
「芝鳳先生へ
どうぞ中にお入りください。30分程したら戻ります。」
いくらセキュリティがいいとはいえ、半開きの玄関ドァを開けて人様の家の中に入るのは気持ちのいいものではありません。
ふと「サスペンス劇場でよく見る光景かも・・・。」
なんて思いながら
「失礼しまーす。」
と声を掛けて靴を脱ぎ、スリッパを履きました。
「どなた?」
と声のするほうに
「芝鳳ですー。」
と言いながら行くと、母上がお布団の中で寝ていらっしゃいました。
則さんはお留守です。
寝てらっしゃるのを起こすわけにもいかず、結局下が開く6時までそこで静かにしておりました。

下の教室に6時に行き、「神だのみ」のお稽古をしようとしたところに随分早く俊さんが登場です。
その後、佑さん、弓さん、珠ちゃんとみえてそれぞれのお稽古をいたしました。
約束してた則さんの「白扇」のお三味線は残念ながら出来てませんでした。(悲)
それでも10月にはお三味線を弾くと言います。
「頑張ります」の言葉だけでは上手にならないのですが・・・。
困った末、佑さんに時間を作って面倒をみていただくことにしました。
今度のお稽古日までに、何とかなってて欲しいのですが・・。
私も出来れば一緒に弾かせてあげたいと思うのです。

「曽根崎心中」を唄うことになった豆さんは会終了後、祝杯を挙げる相手が欲しいということで、社中の何方かにお三味線を弾いて欲しいそうなのですが、かなり難しい曲ですし、師範、珠ちゃん、樹さんは丁度その前後に出番がありますので、続けての掛け持ちは危険を伴います。
いっそ私が弾こうかとも思うのですが、豆さんは何て言うかしらね?
この頃お仕事が忙しいとみえて雛ちゃんがトンとお顔を見せなくなりました。
去年の12月の若芝会で可愛いお着物姿で唄とお三味線をご披露してから、このかた数えるほどしかお顔を見ていません。
出張先の広島からはご本人は見えずに美味しいお酒だけが届きました。
雛ちゃーん!
お元気ですかー!?
10月の会で唄う曲とお三味線を弾く曲は決まってますが、そろそろお稽古しましょうよ。
今月は明日と31日がお稽古日です。
31日は銀座教室ですので、お仕事帰りにでもいらっしゃいませんか?
鞠さんと佑さんもいらっしゃる予定ですので「つくだ」のお稽古ができますよ。

土曜日は私の「よんどころ無い事情」でお稽古はお休みにさせていただきます。
その土曜日の朝は、いつもより早い始動のため、金曜日は金曜日の内にお開きとさせていただきたいと思っておりますのでご協力の程宜しくお願い致します。
昨日の寒さとは打って変わって、ぽかぽか陽気でとっても暖かい一日でした。
半袖で歩いてる方もいらしたそうな。
春日会館に行くので霞ヶ関駅まで車に乗りましたら、防衛省の桜は今が盛りといわんばかり、青い空をバックにそれはそれは美しい眺めでしたよ。
今日は春日会館で師範の講習会がありました。
「神だのみ」
「新地から」
「今年しゃ豊年」
の3曲を会長さん自ら弾き唄いで教えてくださいました。
俊さんがお仕事を抜けて参加しましたが、2時間の講習が終わったら又お仕事に戻られました。
本当に頑張りやさんです。

先日お手紙を頂戴した、私の前のお師匠さんが椅子に座ってらっしゃいました。
ご挨拶に傍に行きましたら、手を差し出して「良かったわね」と私の手を握っておっしゃってくださいました。
お礼を言う私の言葉を遮って「何も言わないで、涙が出るから。」と。
いろんな思いが湧いてきて涙が込み上げてきました。
暖かい手でした。
鳳樹さんが先日の若草ライブの全曲をCDにして持ってきてくださいました。
それぞれに差し上げる方のお名前入りという念の入れようで、その心遣いに感謝です。
毎日がこれからの事を考えるのに精一杯で、若草ライブのあったことが随分前の事のようにも思えます。
あの時は俊さん、鞠さんと3人で必死な一ヶ月間でした。
精一杯やったという満足感は3人とも持っているのですが、それだけに改めて聞くのが怖いような気もするのです。
金曜日に頂戴して日曜日の今日、やっと聞くことができました。
第三者の耳で冷静に聞こうと思っても、その時の緊張感はすぐによみがえってきます。
でも心配を余所に俊さんも鞠さんも落ち着いて普段のお稽古の時と変わらず良い出来でした。
拍手も一段と大きいように思えます。
映像が無いのがつくづく残念でなりません。
某師範からは涙が出るほど感動したと言っていただきましたし、
「初々しい若草さん達の真剣な演奏の素晴らしさに久しぶりに清々しい気持ちになりました。感動しました。」
とメールを下さった某大師範もおいででした。
若草ライブは特別な緊張感を持った会でしたが、たとえどのような会であっても我が社中の方々はいつも真剣です。
常に切磋琢磨するお相手が身近にいるということが、その一番の要因と思われます。
これからも会が間近になりましたら、お稽古回数に関係なく何回でもお稽古にいらして納得いくまで手合わせいたしましょうね。
麻布教室
   4日(金)
   5日(土) 夜9時まで
  11日(金)
  12日(土) 夕方6時から
  18日(金)
  19日(土)
  25日(金) 夕方6時から

日本橋教室  正午より4時まで
  13日(日)
  20日(日)
  27日(日)

銀座教室   夕方6時から10時まで
   9日(水)

  
   お稽古時間がそれぞれ異なりますのでご注意くださいませ。

4月6日(日) 
  栄芝会   日本橋三越劇場にて  10時45分開演  入場無料
先日の国立劇場での常磐津は出し物が「地蔵の道行」でした。
お地蔵様と天女の道行きの物語です。
仏神の怒りにふれ風神によって水底深く沈められたお地蔵様が、観音様の御慈愛により、三社権現や雷神らによって助けられ、最後はお地蔵様、天女ともに賑やかに踊って終わります。
かっぽれなども入っており、とても楽しい曲です。
舞台をご一緒した方が、曲に因んだお菓子を作ってくださいました。
凛々しいお地蔵様と美しい天女の絵が書かれてます。とても勿体無くて食べられませんが、食べられなくなって処分するのはもっと勿体無いので、どこの段階でお腹に納めるかが、如何にも悩ましいのです。


昨日から雨が続いています。
街路樹や、我が家の狭いベランダの木々の新芽達も、恵みの雨に嬉しそうです。
名も知らない木々の枝からは待ちかねたかのように一斉に新芽が萌えています。
柔らかい新芽の先は熱をもったように赤くなっているものもあり、伸び行く時のエネルギーの大きさが感じられます。
それを見ていて人間もそうかもしれないと、ふと思います。
自然は時として厳しい顔をみせますが、その中でも木々は耐え、やがて来る春をひたすら待ち、今やっと芽生えの春を迎えたのです。
自然が厳しければ厳しいほど咲く花は美しく、果実は甘くなるもののようです。
厳しい環境にどれだけ耐えられるかと、まるで試されているかのようにも思えます。
そう思えば新芽の赤い柔らかい先は、熱とともに痛みも抱えているようにも見えてきます。
人間も伸びていくには痛みに耐えなくてはならない時が必ずあるものです。
やがて来る春を待って、厳しい中でも自分を磨き、人としての品と格は持ち続けたいものと、静かに降り注ぐ雨を受ける新芽を見て思った今日の朝でした。

今も雨は優しく降り続けています。
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プロフィール
HN:
春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
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