毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
銀座教室はビルの一階にあり、6時からお稽古が始まります。
その前に私は則さんの母上とお稽古をするため、同じビルに住む則さんの家に5時には伺うことにしています。
今日はいつもより少々遅れてしまい慌てていました。
でも私を迎えてくれたのは玄関ドアの前の張り紙。
「芝鳳先生へ
どうぞ中にお入りください。30分程したら戻ります。」
いくらセキュリティがいいとはいえ、半開きの玄関ドァを開けて人様の家の中に入るのは気持ちのいいものではありません。
ふと「サスペンス劇場でよく見る光景かも・・・。」
なんて思いながら
「失礼しまーす。」
と声を掛けて靴を脱ぎ、スリッパを履きました。
「どなた?」
と声のするほうに
「芝鳳ですー。」
と言いながら行くと、母上がお布団の中で寝ていらっしゃいました。
則さんはお留守です。
寝てらっしゃるのを起こすわけにもいかず、結局下が開く6時までそこで静かにしておりました。

下の教室に6時に行き、「神だのみ」のお稽古をしようとしたところに随分早く俊さんが登場です。
その後、佑さん、弓さん、珠ちゃんとみえてそれぞれのお稽古をいたしました。
約束してた則さんの「白扇」のお三味線は残念ながら出来てませんでした。(悲)
それでも10月にはお三味線を弾くと言います。
「頑張ります」の言葉だけでは上手にならないのですが・・・。
困った末、佑さんに時間を作って面倒をみていただくことにしました。
今度のお稽古日までに、何とかなってて欲しいのですが・・。
私も出来れば一緒に弾かせてあげたいと思うのです。

「曽根崎心中」を唄うことになった豆さんは会終了後、祝杯を挙げる相手が欲しいということで、社中の何方かにお三味線を弾いて欲しいそうなのですが、かなり難しい曲ですし、師範、珠ちゃん、樹さんは丁度その前後に出番がありますので、続けての掛け持ちは危険を伴います。
いっそ私が弾こうかとも思うのですが、豆さんは何て言うかしらね?
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なんと!!
月曜日は、早くからお世話になりました
「楽屋をぬけて」は、あれれ、7本でした初心に帰りもう一度、7本でお稽古してみます…
鳳俊です 2008年04月01日 火曜日 08時07分 コメント編集
語るに落ちる
こないだ選曲していたとき、「10月より若芝会が私にとっては重要です」と言ってしまった。なんでそんな大胆なことぱっと考えもせず、言葉になってしまったんだろうと心に問いかけてみると、ちょうど去年の今頃、春日会館栄芝会の下ざらいである大先生とお話したときの「豆ちゃんの唄に期待してるわ」の一言(私のこと豆ちゃんと呼んで頂ける方は師範では一人)

期待してるわ→いい唄を期待してる→いい唄を唄え→ありきりの唄はだめ→難曲を唄いなさい

もうなあなあで選曲できなくなったのでした。結構なあなあで唄ってますが。笑
妥協も大切だなと思ってます。




お客様 2008年04月01日 火曜日 09時40分 コメント編集
7本でしたか
調子笛を忘れて、何とも心細いお稽古で申し訳ありませんでした。
三下がりの曲ですので、7本で丁度いいかもしれませんね。
高い箇所と低い箇所が極端なので難しいですよね。でも7本で大丈夫です。
頑張りましょう!

お客様の豆さん、ハッピー先生が期待してると仰ったのはそういう意味ではないと思いますよ。
難曲を唄いなさい、という選曲の問題ではなく、たとえどのような曲であっても、豆さんにしか出ない味わいを出してください、という意味だと思いますよ。
単純そうに思える耳慣れた曲で、聞く方に感動を与えることができたら、素晴らしいことですし、それが実は一番難しいことなのですよ。
私達の中では短い曲ほど難しいと言われています。芸の道は果てしないものです。
頑張りましょう!
芝鳳 2008年04月01日 火曜日 21時36分 コメント編集
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