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毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
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久々にお稽古が翌日までになりました。

早い時間に暁さん、町さん、佐さんがお見えになり、のんびりお稽古いたしました。

佐さんは明日からアメリカにいらっしゃいます。
お帰りは9月6日とのことですので、帰国早々合宿となるわけで、アメリカ滞在中はお三味線のお稽古ができないそうですが、きっとテープでイメージトレーニングをなさることでしょう。
無事の帰国をお待ちしておりまーす。

この写真を撮った時点ではまだ若さんがお稽古を終えただけでしたので、皆さんのお稽古が深夜に及ぶのは当然のことですね。
有り難いことに、音を出していても近所から苦情を受けることもなく、久々に見えた煌さんは歩いて帰れますので、お稽古が終わってからもおしゃべりに花が咲いたのでした。

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夏合宿課題曲「薄雲太夫」


お江戸吉原 夜咲く花の
くらべごしなる道中は
薄雲太夫の伊達好み
すけんぞめきのその中を
京町の猫通いけり揚屋町
首に緋鹿の子 銀の鈴
やんれ金の鈴


高尾太夫と同じく、京町三浦屋お抱えの太夫、薄雲は
「薄雲太夫、三毛の子猫かわゆらしさに緋縮緬を首に飾り、金の鈴をつけ、これを寵愛せり」という記録が残るほどの猫好きだったようです。
当時は
「京町の猫になりたや三毛猫に」という替え歌もあったそうです。

薄雲太夫と猫の仲が深まりすぎ、猫が惨殺されたという伝説もあり、嘆き悲しむ薄雲太夫に客の一人が伽羅の銘木で彫った猫を送り、これが招き猫の起源だという説もあるようです。
気になりながらもう一つ気乗りがしなかった開かずの間の片付けに遂に着手いたしました。
ここによくこれだけの物が収まってたと驚く程の量でリビングは物で溢れた状態になりました。
この状態で何方かがピンポーンといらっしゃったら片付けられない女と思われるだろうなぁと他人事のように妙に感心しながら溜め息一つ。

何年も必要としなかった物は捨てるに限るとばかりゴミ袋にポイポイ。

去年も確か同じ状況で大量にゴミとして処分したはずだったような気がするのに、なんで足の踏み場も無い位に物が溢れるのでしょうねぇ。
そんなに買い物などしてないはずなのに・・・。

そう、すっきり暮らしたいと常に思ってますので極力物は増やさないようにしているはずなんですが。

などと、ぶつぶつ言ってても片付かないので、ここは黙々と作業を続け、やっと23時過ぎて、すっきりと気持ち良い状態になりました。
嬉しいな~。

そんな中、おそらく30年以上前のものと思しき「サンシャイン60竣工記念」という「電子診断」なるものが出てきました。
家人と私と今は亡き私の祖母の性格判断というもので、懐かしく見てみましたら
「気を悪くしないでください 機械はトテモ無遠慮です」という断り書き付きでかなり辛辣な言葉が並んでいます。

これを読んだ当時の家人はさぞやムッとしただろうなと想像されるのですが、今見せたらどんな反応をするのかなぁ。

それにしても捨てずに大事に持ってた私は当時、(そのとおり)とでも思ってたのでしょうかね。
ククク・・・。



6月28日(月)三越劇場で春日会研究会があります。
11月29日(月)の春日会慈善会とともに春日会の師範の方々の演奏会です。

プログラムの始めに載っている春日会会長である栄芝先生のご挨拶文がとても素敵ですので一部をご紹介させていただきます。

・・・世間は何かと騒がしく変化してまいります昨今でございますが、こうして春日会研究会を開けます事を有難く、皆様のご協力のおかげと感謝しております。
年頭に本年のテーマとして「華」を身につける事を提案させていただきました。
芸事にたずさわる私たちの命は「華」です。
本日の会も「華のある舞台」を心がけてまいりたいと存じます。・・・



栄芝先生はご挨拶文の中で、芸事にたずさわる私たちの命は「華」とまで言い切ってらっしゃいます。
その潔さが実に見事であると感服すると同時に、私達も華のある舞台を目指して芸を磨き、心を磨いてまいりたいものと思います。

新しくなった師範名簿には我が社中の俊さん、鞠さんに加えて佐さん、蘭ちゃん、史さんのお名前が加わりました。
皆さん、春日会研究会や慈善会に出演の資格ができました。

いずれご一緒に舞台に並んでみたいものですわ。
「き」君ちのニャンコ、まだ名無しです。
じっくり考えて決めると「き」君は言ってますが、それはちょっと可哀想。
思わず「ポチ」と呼びかけてみました。

昨日はお稽古が終わってから遊びに行きましたが、ニャンコ達はワクチンを打ったばかりだし、「き」君も留守だったのでゲージから出さずに静かに鑑賞。

今日は「き」君の送迎付きでニャンコと戯れに行ってまいりました。
二匹を一緒に遊ばせるのはまだ躊躇していたようでしたが、「大丈夫!」と決行。
二匹で遊んでる写真を撮ろうと試みるも動きが速すぎて全然無理。

二匹でじゃれてるのか喧嘩してるのか、部屋中まぁよく走り廻るは転がるは。
組んず解れつの大騒ぎです。

怪我をしないように注意しながら結構な時間を遊びましたが、そのうちマンチカンの方が舌を出して「顎が上がった」状態に。
チビちゃんはまだ余裕の様子。

遊んでる姿は撮れませんでしたので、それぞれのネグラに戻って落ち着いたところをシャララ~ン。

かわいい~~なぁ。

町さん、「鶴次郎」と「辰五郎」は即刻却下されちまいましたぜ。

日本橋教室があるタチバナの店先に立派なアマリリスとサツキがデンと鎮座ましますの図。



三階では麗さんと蘭ちゃんが「涼み舟」の踊りのお稽古。
蘭ちゃんは舞い扇が綺麗に開いたと大喜びです。
来週は珠ちゃんが「梅一輪」で踊りのお稽古に参加の模様です。
若さんも踊りの姿が様になってるとのことですので、新年会などの内輪の会では是非ご披露していただきたいものですね。

二階では小唄のお稽古。
蘭ちゃんは「鶴次郎」の唄の細かいチェックをいたしました。
「青柳」の上調子完成ですね。

暁さんは「中洲の思い出」の唄とお三味線のお稽古。
次の方が見えないので「辰五郎」の唄もお稽古いたしました。

麗さんは「青柳」の唄とお三味線のお稽古。
唄は大分固まってきて、後もう少しというところです。

弓さんは「中洲の思い出」の唄とお三味線。
お三味線の構えを工夫してらしたようで随分綺麗な形になってきましたね。

珠ちゃんは前髪を切って可愛い感じになりました。
「辰五郎」の唄とお三味線のお稽古を始めました。
「中洲の思い出」の上調子は大丈夫ですね。

雛ちゃんは急なお仕事が入り、お稽古はお休みでした。
今度の金曜日まで自主練で頑張るそうです。
雛ちゃん、ガンバレー!

銀さんは風邪でダウンのご様子です。
銀さん、お大事にねー!

暮れに新芽ができて以降すくすく育った胡蝶蘭がこんなに咲き誇っています。
まだぐんぐん伸びてるものも、今にも咲きそうな蕾もあり、まだまだ当分楽しませてくれそうです。
成長している姿を間近で感じるのは実に楽しいものです。

お弟子さんがどんどん教えを吸収して伸びてってくれるのを見るのは師匠の醍醐味ですが、その感覚と似ているかもしれませんね。



今日はお仕事を抜けてお稽古にいらした史さんと上調子の曲をカセを掛けてお稽古しました。
「青柳」「川竹」「辰五郎」「鶴次郎」「中洲の思い出」の5曲。
意外に「川竹」が強敵だということを発見しましたね。

カセを掛けてピックで弾くのは加減が難しいですが、史さんのことですので、間もなく柔らかい音色になる日も近いことでしょう。

麗さんとは、来客や掛かってきた電話に何度と無くお稽古を中断しながら、結局はお稽古途中のまま、ミーティングタイムとなりました。
なかなか二人っきりでお話する機会がありませんでしたので、かなり突っ込んだお話もでき楽しい夜となりました。
俊さん、昨日のワインはやはり麗さんが以前にご持参下さったワインでございましたよ。

鞠さんはぽんぽんは治りましたでしょうか。
暫らくお顔をみてませんねぇ。
鞠さんや~~い!
佐さんと蘭ちゃんは「青柳」の本手と上調子のお稽古。
「思案のほかの無分別」
の部分が難しいのですが、何回かお稽古してるうちに相手が弾く本手と上調子の音が理解できるようになったようです。
最初は相手に合わせようと思って弾くのは無理ですので、ご自分の弾く本手なり上調子なりの間を相手の音に惑わされずに正確に弾くことを考えると良いようです。

町さんは先週よりは幾分声がでるようになったものの、唄うのはまだ無理のようですので合宿の課題曲を7曲お入れしてお稽古の代わりといたしました。
早く良い声が出るようになるといいですね。

栗さんはお母様が入院なさって暫らくお世話が大変そうです。
お気持ちが落ち着いて、お稽古に心が向くまでお待ちしておりますので、こちらには気兼ねなくお世話に専念なさってくださいませ。
お母様が早くお元気になるといいですね。

さて今宵は俊さん、優さん、翠さんという3人の美女が、がっぷりに組んでのお稽古となりました。
俊さんも久し振りのお稽古だったような・・・。

お稽古が終わって取り出したワイン。
どなたから頂戴したのか上等なワインのようです。
優さんと翠さんは全く下戸ですので、俊さんと二人で美味しくグラスを合わせて楽しい夜でございました。

若さんのシャンソンを聞きに来ました。
今宵の若さんは真っ白の衣裳でまるで星の王子様のようでした。
ご一緒した佐さん、蘭ちゃん、優さん、優さんの妹さんとシャララ~ン。


若さんは前回に感じた緊張も取れて伸び伸び歌い、私達も雰囲気に馴染んでか、前回よりも更に寛いで楽しくシャンソンを聞かせていただきました。
今宵は5名の方がそれぞれの持ち味を活かした歌をご披露してくださいましたが、ピアノの音色もとても素晴らしく思わず聞き惚れてしまいました。

若さんは明日から鳥取でのお仕事だそうです。
どうぞ、若さんの色気のある低音を鳥取の方々に聞かせてあげてくださいませ。

ところでご一緒した優さんの妹さんは芝鳳会のイベントにはいつもご協力くださる有り難い方なのですが、お若い頃は作詞家を目指してらしたそうで、出来た歌詞に有名な方の曲がつき、奥村チヨさんが歌うことにいったん決まり、その後どうしてもデビューする女性歌手に譲ってほしいとの依頼があり、その曲はそちらへ。
その後残念ながら、その新人歌手は訳あってデビューには至らなかったそうなのです。
陽の目を見ることが出来なかった優さんの妹さん作詞の歌の題名は
「眠れないのはあなたのせいよ」
なんだか全容を知りたいと思いませんか?
その後、作詞家への道を断念なさったそうですが、その訳は
「さだまさしさんが出てきて、これはかなわないと思った。」
からだそうです。
作詞家をあきらめて取り組んだ書と水墨画はもはやプロ級なのです。

さて明日のお稽古予定表にお名前を記入なさってない方はご連絡くださいませ。
雛ちゃん、煌さん、町さんは如何でしょうか。
明日は若さんが二度目のシャンパーニュ出演の日です。
第一ステージが19時15分、その後20時30分、21時45分と第三ステージまであります。
各ステージで歌う曲が変わります。
第一ステージに間に合わなくても途中からでも大丈夫ですので是非ご一緒に応援にまいりませんか。


黒のトラちゃんがマンチカンで、白茶のトラちゃんがスコティッシュフォールドだそうです。
カタカナ名前はどうも苦手ですが可愛いのに変わりはありません。
マンチカンでもトンチンカンでも日本に昔からいるトラ猫のようで、足が短いのを除けば、さほど違いは感じません。
こちらはけっこうなヤンチャ猫で猫ジャラシで何度も立ち上がって見せてくれました。
白茶のおチビちゃんは、まだふにゃふにゃ赤ちゃん猫で警戒心が強かったのですが、帰る頃は少し慣れてきたようで手にじゃれ付くようになりました。
一緒に行った蘭ちゃんはご実家でもずっと猫を飼ってたにもかかわらず猫アレルギーだそうで、クシャミを連発しながら上手に遊んでましたっけ。

あまりに可愛くって、今夜は猫ちゃんが夢に出てきそうです。
早いものです。
ついこの間お正月を迎えたような気がするのに、もう明日から六月なんですね。
新年会「祝鳳 日本橋」はお客様にとても喜んでいただき、次は何時ですかと聞かれることが多いのですが、お弟子さんは余程大変だったとみえて、内輪からの「次は何時?」発言は全くありません。
先日もお稽古が終わっての雑談の中で
「次は全員に台詞を言っていただこうかと思うんだけど。」
という私の発言に「えええぇぇぇーーー!」
とかなりの拒否反応を示されました。
面白いと思うんだけどなぁ。
正さんが喜々として伝法な台詞を言う場面が浮かんで楽しくて仕方ないんですけどねぇ。

ところで、常に前向きな芝鳳会としては、今後の予定をお稽古場でお知らせしております。

夏合宿  
  9月10日(金)~12日(日) 初島クラブ
栄芝先生リサイタル
 10月3日(日) 日本橋三越劇場
お名取り式
 10月13日(水) 春日会館
雛ちゃん結婚式
 11月13日(土)
若芝会
 11月23日(火・祭) 瓢庵

皆さん、ご予定宜しくお願いいたしま~す!
マンチカンって初めて聞いた時「ン?何?食べ物?果物?」と思いましたが、足の短い猫のことだそうです。
そのマンチカンの子猫が今夜「き」君の元にやってきたということで興味津々の私なのですが、環境に慣れるまで暫らくは静かにしなくてはならないそうで。
来週の日曜日あたり見に行きたいものと目論んでるところであります。

ところで今日は随分気温が下がって肌寒い一日でしたね。
日本橋お稽古場では麗さんと蘭ちゃんが「青柳」「川竹」のお稽古をしました。
このところ日本橋の常連となった珠ちゃんは今日は田植えの為お休みでしたが、お天気は大丈夫だったでしょうか。
珠ちゃんが作ったお米で美味しいお酒やお酢も出来るそうで、去年もお裾分けを頂戴しました。

銀さんは今日もお仕事で頑張ってらっしゃるご様子です。

お怪我をなさった真さんのその後の経過は如何でしょうか。
どうぞ一日も早いご回復を願っております。

雛ちゃんはご実家で新生活に向けての準備がお忙しそうです。

寒暖の差が激しいですので皆さん体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
と言いながら、先ほど私はテーブルにうつ伏せで30分ばかり眠ってしまいました。
皆さん、風邪を引くといけませんので、眠る時は御布団にしましょうね~。
今日はお稽古をお休みさせていただき国立劇場へまいりました。

心密かに応援している藤間絢也さんが今回は「将門」の滝夜叉姫を演じられるとあって、何が何でも拝見したいものと馳せ参じた次第です。

楽屋でお祝いの御挨拶を申し上げましたが、実はこれが初めての御目もじでございました。

絢也さんを知ったのは丁度二年前の5月30日。
パソコンで遊んでて偶然見つけたお稽古物語という絢也さんのブログでした。
そこには絢也さんの踊りに対する真摯に熱い想いやその時々の悩み、お師匠様に対する絶対的な信頼と尊敬の念、お仲間に対する温かい想いなどが綴られてて、知らず知らずのうちに(頑張れ!)と密かにエールを送るようになったのです。

最初に拝見した頃は丁度、常磐津「松廼羽衣」の天女に取り組んでらっしゃいましたが、その少し前、私も国立劇場の踊りの会で「松廼羽衣」に地方として出させていただいてましたので、踊る側からの視点というものにとても興味を持ったものです。

その後、絢也さんは沢山の会にご出演なさってたようですが、私の方はお稽古日と重なり、伺う機会も無いままに月日は過ぎました。
今回は常磐津「忍夜恋曲者」(しのびよるこいはくせもの)、通称「将門」(まさかど)という私の大好きな演目。
これを逃したら一生後悔するような気までして思い切って絢也さんにご連絡をしてチケットを送っていただいたという経緯なのです。

でも思い切って伺って良かったと、今私の心の芯は熱く、回りには爽やかな風が吹き渡ってるというような気分です。
絢也さんの滝夜叉姫は迫力があり、最後の決まりのポーズは実に格好よく、大きな拍手を送らせていただきました。

国立劇場の客席は大入りで、暖かい空気が流れているように感じたのは出演者を始め関係者の方々が皆さん全員で今日一日を良い日、良い舞台にするために一生懸命にそれぞれのお役目を果たしてらっしゃったからだろうと想像いたします。

皆様本日は誠におめでとうございました。

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プロフィール
HN:
春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
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