毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
今日はお稽古をお休みさせていただき国立劇場へまいりました。

心密かに応援している藤間絢也さんが今回は「将門」の滝夜叉姫を演じられるとあって、何が何でも拝見したいものと馳せ参じた次第です。

楽屋でお祝いの御挨拶を申し上げましたが、実はこれが初めての御目もじでございました。

絢也さんを知ったのは丁度二年前の5月30日。
パソコンで遊んでて偶然見つけたお稽古物語という絢也さんのブログでした。
そこには絢也さんの踊りに対する真摯に熱い想いやその時々の悩み、お師匠様に対する絶対的な信頼と尊敬の念、お仲間に対する温かい想いなどが綴られてて、知らず知らずのうちに(頑張れ!)と密かにエールを送るようになったのです。

最初に拝見した頃は丁度、常磐津「松廼羽衣」の天女に取り組んでらっしゃいましたが、その少し前、私も国立劇場の踊りの会で「松廼羽衣」に地方として出させていただいてましたので、踊る側からの視点というものにとても興味を持ったものです。

その後、絢也さんは沢山の会にご出演なさってたようですが、私の方はお稽古日と重なり、伺う機会も無いままに月日は過ぎました。
今回は常磐津「忍夜恋曲者」(しのびよるこいはくせもの)、通称「将門」(まさかど)という私の大好きな演目。
これを逃したら一生後悔するような気までして思い切って絢也さんにご連絡をしてチケットを送っていただいたという経緯なのです。

でも思い切って伺って良かったと、今私の心の芯は熱く、回りには爽やかな風が吹き渡ってるというような気分です。
絢也さんの滝夜叉姫は迫力があり、最後の決まりのポーズは実に格好よく、大きな拍手を送らせていただきました。

国立劇場の客席は大入りで、暖かい空気が流れているように感じたのは出演者を始め関係者の方々が皆さん全員で今日一日を良い日、良い舞台にするために一生懸命にそれぞれのお役目を果たしてらっしゃったからだろうと想像いたします。

皆様本日は誠におめでとうございました。

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またもや
先生

すいません。またしても、日曜日仕事になってしまい、お休みいたします。
どんどん皆さんに遅れてしまう。。。。。。
甚だ、嘆いております。。。。。。
はぁ。。。。。。。。。。。。。。
2010年05月30日 日曜日 01時54分 コメント編集
嘆くな 銀さんよ
お稽古に来られないのは残念ですが、銀さんの嘆きはそのまま芸への情熱となるはず。

今は、ひたすら自主練にお励みくださいませ。

大丈夫ですよ~。
合宿までに最低3曲を唄えるように、最低1曲を弾けるように頑張ってくださいませ。
芝鳳 2010年05月30日 日曜日 10時14分 コメント編集
絢也です!ありがとうございました
とよ芝鳳先生。
本当に本当にありがとうございました。
お会いできて、その美しい凛となさったたたずまいに
「うわ~~」と見とれてしまった滝夜叉姫です(笑)

楽屋ではご無礼も多々あったかと存じますが
このように書いていただき
感無量です。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
絢也 URL 2010年06月06日 日曜日 09時27分 コメント編集
これからますます
絢也さん、当ブログにお出でくださってのコメント、ご丁寧に恐れ入ります。
先日は本当に楽しませていただきました。

絢也さんのこれからのご活躍を楽しみに、ブログにもチョコチョコとお邪魔させていただきますので宜しくお願いいたします。

素敵なお仲間の方々とご一緒に益々の御社中のご繁栄をお祈り申し上げます。
芝鳳 2010年06月07日 月曜日 00時40分 コメント編集
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