毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
もうこの日がきました。
早いものであれから一年が過ぎました。
一年前の丁度この日は金曜日で我が家のお稽古日でした。
その日が鳳昶さんとの最後のお稽古になってしまうなど考えもしませんでした。
いつも変わらず正確に12時53分にお稽古にいらっしゃる清さんと、お茶を飲みながら世間話をしていると玄関のドァが開き「こんにちわー!」と明るい声でお元気に登場するのが鳳昶さんでした。
その日もいつもと変わらずお元気にいらして、その頃清さんがお稽古してらした「夕顔」の低音をお隣で弾いたり、ご自分は6月の国立劇場での出演が決まっていた「戌の春」のお稽古を中心にたっぷりお三味線もなさり全くいつもと変わったことなどなかったのです。
鳳昶さんがもうひとつ熱心にお稽古をなさってた茶道のお話や息子さんのお話も尽きることなく楽しく時間を過ごし、夕方いつもと変わらずお帰りになったのでした。
マンションの外まで送った私に角を曲がるまで手を振っていた鳳昶さんの姿がしっかりと残っています。

その次の日はタチバナで茶道のお稽古があり、鳳昶さんは「ま」君が最初に仕入れてお買い上げいただいたクリーム系のお召しのお着物でしたが最初はお着物の色が反射しているのかと思われたのが、そうではなく体調が悪いのは明らかなのでした。
お稽古が終わり「霞ヶ関駅」までお送りしたのが本当に鳳昶さんとのお別れになったのです。
そして何故か鳳昶さんと智浩さんが私達の車が見えなくなるまでお見送りしてくださった姿がはっきりと今でも思い出せるのです。
その日はそれでも最後までお茶のお稽古をしてくださいましたので未だにこの事態が信じられないのです。

今日はあの日に私が着ていたかもしれない着物を着て鳳昶さんが大好きだった「芋ようかん」をお茶うけにしましょう。
鳳昶さん一緒にいただきましょうね。

昨夜は若いお弟子さんが遅くまでいらして前回の合宿のビデオを一緒に見ましたが、その中で鳳昶さんはしっかり芝鳳会をまとめてテキパキとお元気でした。
鳳昶さんのご主人様もデジカメでこまめに皆を写してくださってチームワークばっちりの楽しい合宿の様子が思い出されます。
今年の合宿にご主人様は参加してくださいますでしょうか。
鳳昶さんがいらっしゃらなくても私たちは家族のつもりなのです。
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