毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
明日は栗平まで吉森先生にお別れに行ってまいります。

鞠さん、猫股さん、「ま」君と一緒にこれまでの御礼とお別れをしてまいります。

芝鳳会の皆さんの感謝の気持ちも忘れずにお伝えしてまいります。

日本橋教室には遅れますがそれまで自主練しててくださいますようお願いいたします。

蘭ちゃんはじめ師範の方々、出波さんの「里を離れし」と「梅一輪」のお三味線のお世話をよろしくお願いいたします。

合わせ稽古もばっちりやっててくださいませね。



28日の「年忘れうちわ会」」に向けてのお稽古に熱が入ってまいりました。

唄と糸が最初はバラバラなのが何度も合わせているうちにしっくりと円やかな曲に完成していきます。

この過程がなんとも素敵な時間なのです。

今夜も皆さん遅くまで熱心にお稽古なさいました。

新君の姿がないのが寂しいですね。

新君お待ちしてますよ~。

この時期限定のクリスマス柄の帯を締めた私を珍しがって俊さんが撮ってくださいました。

麟君とご一緒に後ろ姿で失礼いたします。



所用でタチバナに行くために神谷町駅から日比谷線に乗りました。

私が座った向かいの席にはおばさま達が二人と若い女性が二人、それぞれ賑やかにお喋りをしていました。

なるべく見ないように視線を下に向けていましたらポリポリポリ・・・という音が。

何かなと目を上げた時にはその音は止み何だかわかりません。

しばらくすると再びポリポリポリ・・・。

今度はすかさずその方向に目を。

なんとドア際に立っていた男性が指を鳴らしていたのでした。

乗り込んだ時には気がつかなかったのですが、かなり大柄で髪はオールバックで肩までかかってます。

そこまで確認したところでその男性はわざわざ若い女性の目の前に手を広げポキポキポキ・・・。

どうやら先ほどまでのはポリポリポリではなく指を鳴らすポキポキポキだったのです。

黒い長コートを着て先が尖りピカピカに磨かれた靴を履いています。

しかも足元にはジェラルミンのケース。

何故かその銀色に光るジェラルミンのケースを時々足でけり恐ろしい音を立てるのです。

顔はわざとらしく眉間に皺を寄せて車内を見まわしています。

あ~ら知らなかったよ、こんな恐ろしげな人がいたなんて。

でもいざの時は手に傘がある。

漬物も持ってるぞ・・・・・・ん、これは何かの役に立つか?

その男性の異様な雰囲気におばさま達と若い女性達がやっと気づきお喋りが止みました。

今にもいんねん付けそうな不穏な空気が充満し傘を握る手に力が入ります。

こんな時は車両を替えればいいようなものですがこの先どうなるかの興味もあるわけで。

まるでドッキリカメラのようなこんな分かりやすい漫画のような出来事もあるんだなぁと緊張の中にも妙な感心をしながらその男性が早く下車してくれるのを祈っておりました。

銀座・・・でも降りない。

もう何度もジェラルミンのケースを足で蹴り凄い音を立ててます。

東銀座駅でやっと降りる気配が・・・。

下車するのに何故か開けきらないドアに勢いよくジェラルミンケースをぶつけ、けたたましい音を残して降りてったのでした。
一体あの人は何だったんだろう?


夕方から予報通り雨になりました。

夜も深まるにつれ雨脚が強くなり冷え込んできたようです。

雪になるかもしれないということでしたがこの近辺はまだその気配はありません。

鳳昶さんの旦那様の吉森先生は15日未明黄泉の国に旅立たれました。

6日に倒れられて10日目でした。

智浩さんと奥様のひかりさんの祈りと手厚い看護を受け、お二人に覚悟の時間も与え、悔いは残るかもしれませんが吉森先生らしい細やかな心遣いの見事な人生だったと思います。

死を身近なものとして感じるようになると心残りは子供たちのことばかり。
(私の場合は子供の中にお弟子さんたちも入ります。)

素晴らしい伴侶に恵まれた息子さんの末永い幸せを確信なさって安心されたことでしょう。

きっとあちらの世界で今頃は鳳昶さんにいろんなお話を楽しくしてらっしゃるにちがいありません。

不謹慎かもしれませんが鳳昶さんが喜んでるように思えてしかたがありません。

仲の良いご夫妻でしたから。

吉森先生と鳳昶さんはそれはそれは智浩さんを大切に愛情いっぱいにお育てになりました。

どうか智浩さんにはうんと幸せになっていただきたいと心から願います。

吉森先生、これまで芝鳳会のためにご尽力いただきありがとうございました。

そちらの世界で奥様といつまでも仲良くお暮しくださいませ。

そのうち私もお仲間入りいたしますのでそちらの世界の先輩住人としていろいろご案内くださいませ。

またお会いできるのを楽しみにしております。

先日、玄関に落ちていたこれなる不思議な物体。

猫を飼っていた頃に似たような物が落ちてることがあって手に取って大失敗したクッサイ思い出がある身としては十分観察してからおもむろに手を伸ばしてみました。

最初、耳栓かと思っていたのが案外固い。

そろっと匂いを嗅いでみると・・・ん?消しゴムのような匂い?

消しゴムかと思い字を消そうと試みるも・・・どうやら違うよう・・・。

もしかして何かの部品でこれが無いと困る、ということが考えられなくも・・・ないかも。

というわけで捨てずにお稽古場に保管してあります。

麟くんのかなぁ?

一体なんなのかしらん?


田舎の妹からこんな写真が届きました。

だいぶ雪が積もってますね。

とっても寒いようでございます。

東京がいくら寒いといっても田舎の寒さとは比べようもありません。

この冬は何度くらい屋根の雪下ろしをすることになるのでしょうか。

雪下ろしも雪かきも大変な作業ですね。



今日の日本橋教室に新しい方が入門なさいました。

長唄もお稽古なさってる出波さんとおっしゃる女性の方です。

次回は土曜日と日曜日にお稽古にいらっしゃいますので皆さんよろしくお願いいたしますね。

綾ちゃん、正さん、蘭ちゃん、史さん、珠ちゃん、弓さんとは今日お顔合わせできましたよ。
綾ちゃんが一番乗りでした。

珠ちゃん、優さん、そして久々に美さんがお顔を見せてくださいました。

美さんは暮れの「年忘れうちわ会」での曲「鶴次郎」を5年ぶりにお稽古いたしました。

皆さんのお稽古が終わりお帰りになるのと入れ違いに秀さんと楽さんがおいでになりました。

秀さんは「牡丹刷毛」を、楽さんは「かわず」を「年忘れうちわ会」で唄うことになりました。

お二人共きんぱっちゃんの「カラオケ大会」にもご参加なさるそうでございますので皆さんとお顔合わせができますね。




麻布のお稽古場には皆さんがいろんな珍しいものを持ってきてくれ楽しませてくださいます。

時々、私の知らないうちにこっそり置いてってくださる方もいらして御礼も言わずじまいになりますが先日はお茶を奥ゆかしく奥の方に置いてってくださった方がありました。

そして今日は珍しい柚子酒。

これは珠ちゃんかな。

皆さんいつもありがとうございます。

「がばいばあちゃん」の漫画は井さんがお借りしてたようですが、どなたに借りたのか思い出せないそうな。

柳さんだったような、とおっしゃってますが私は珠ちゃんのような気も・・・。

お稽古場でお預かりしております。
早い時間に正さんがお見えになり「櫓下」「縁かいな」「高砂」のお稽古をしてお帰りになりました。

佐さん、華さん、麟くん、井さん、優さん、翠さん、煌さん、俊さん、瀧さんがそれぞれ「年忘れうちわ会」に向けての合わせ稽古をいたしました。

本番まで数回のお稽古を充実したものにするためにそれぞれ皆さんで時間を合わせてお稽古を重ねていただきたいと思います。

大きな舞台、内輪の舞台と発表の場は違えどもそのような舞台の経験を重ねることで確実に上達いたします。

お稽古では得られないものが舞台の中にあります。

緊張と達成感、なによりそこに向かう心構えと妥協しない稽古がその人の芸を磨いてくれます。


皆さんが苦労しながらも着実に進歩していく様子を見ているのが私の一番の幸せです。

今夜は麟君も皆さんとご一緒にカンパーイ!


今は大阪にお住いのみなこさんのfacebookは息子君との毎日の出来事や初めての子育てへの戸惑いや喜びなどが綴られとても温かいものに満ちています。

いつも楽しみに拝見していたのですが先日はみなこさん手作りの素敵なクリスマスリースに思わず「いいなぁ~」のコメントをしたのでした。

みなこさんはそのコメントにすぐさま対応してくださり今日我が家にみなこさん作製の自然溢れるクリスマスリースが届けられました。

息子君の書かれたメッセージも添えられています。

早速玄関に飾りました。

みなこさん、息子君ありがとうございました~~!!

とってもとっても嬉しいです。

お稽古においでの皆さん、玄関の開け閉めには十分にご注意なさってくださいませ。

みなこさんと息子君の摘んだ葉っぱや木の実が落ちないようにそろりっとお願いいたしますね。

先週麻布にいらっしゃる途中だった智浩さんは思いがけない連絡を受け急遽病院に向かったのでした。

お父様が救急車で運ばれたと搬送先の病院からの連絡だったのです。

お父様の吉森先生とは鳳昶さんがご存命の頃、ご一緒に沢山の楽しい思い出を共有しました。

芝鳳会の行事にはいつもご参加くださいましたし合宿地には鳳昶さんとご一緒に下見に行ってくださるなど細やかなお心遣いでご協力いただいたものです。

大学の宇宙物理学の教授であった吉森先生の知識は幅広く話題が尽きることがなく、猫股さんや家人とのバトルも楽しい思い出です。

その吉森先生が駅で倒れて病院に運ばれ今懸命に闘ってらっしゃいます。

一週間が経つというのに未だ意識が戻らないとのこと。

9月の智浩さんの結婚式の折にお会いした際にはお仕事をリタイヤなさってから始められた沢山のボランティア活動のお話を楽しそうにしてらして、とてもお元気に充実した日々をお過ごしのご様子でした。

間もなく智浩さんの茶道のお稽古場が唐木田のお家に完成する予定で吉森先生もさぞやその日を待ってらしたことと思われます。

どうかどうか意識が回復してお元気になられますようにと祈るばかりです。

今は智浩さんが素晴らしい伴侶と共に吉森先生の回復を願い支えてくださってます。

智浩さんの傍にひかりさんがいてくださって本当によかった。

吉森先生頑張ってください。

鳳昶さん、旦那様を守ってあげてください。


新しい家族を迎えるために只今片付け作業真只中でございます。

大分前からコツコツ頑張ってるつもりだったのですが一向に成果が見られず気が滅入るばかり。

今日は端唄のお稽古から帰ってからスイッチが入りました。

開かずの間の収納ケースを片付けその場所に玄関脇の部屋の荷物を運び込み・・・・・・。延々と・・・。

頑張りました。

大きなゴミ袋が今日も5つ出ました。

よくもまあ溜め込んだものです。

ほとんどが30年ほど前のものばかり。

まだまだ先が長いような、もう少しで片付くような・・・。

ともあれ片付け作業は大変な中にも綺麗になっていくのが嬉しく楽しいものです。

でも、さすがに今日は腰が痛いぞ。
昨日の予報では随分暖かな一日になるはずの今日でしたが朝から冷たい雨が降る寒い一日となりました。

誰ですか、今日が暖かくなるなんて言ってたのは。

・・・はいワタクシメでございます。

この時期は日が差さないと気温は上がりません。

久々の雨で街路樹は喜んでることでしょうが暖かくなると信じてマフラーを持たずに出かけた私は首元が寒くて風邪引きそうでございました。

前日の天気予報を鵜呑みにしてはいけないということですね。

さて明日はどうでしょうか。

いやいや明日の天気は明日の朝もう一度確認することにいたしましょう。



今日は今年一番の寒さだったようですが明日は18度まで上がるそうです。

今日より7度も気温が上がると天気予報で流れてましたが、ということは今日は気温11度だったということなのですね。

寒い寒いと思っても私がまだもう少し若かった頃は毎年恒例の小伝馬町で行われる10月中旬のべったら市の頃はみんな厚いコートを着てたものでした。

この時期になってもその当時より薄いコートで間に合ってるのですから東京は年々冬自体が暖かくなっているのでしょうね。

そんな東京で炬燵の無い生活にもすっかり慣れましたが他所で石油ストーブの暖かい匂いに触れてふっと故郷を思い出すことがあります。

ふとした瞬間に匂いや景色や音で一瞬にして故郷が無性に恋しくなることがありますがもう戻ることのできない遠い昔への郷愁なのでしょうね。

両親もいなくなり遠くなった感のある田舎ですが今頃は雪が降って朝晩は冷え込んでいるんだろうなぁ。

妹は風邪など引いてないかしらと気にかかります。
遊びに来ていた幼い子供をあやしながら彼女が綺麗な声で歌ってました。

聞くともなく聞いてますと・・・。


 あめあめふれふれ母さんが~

 どなべでお迎えうれしいな~


私  「?!  ・・・今、どなべって言った?」

彼女 「あれ? なんか違いますよねぇ?」

もう一回綺麗な声で歌う彼女

彼女 「~あめあめふれふれ母さんが・・・・・・
 
    どなべで・・・・・・あれぇ? なんでしたっけ?」

私  「蛇の目でしょ。」

彼女 「あぁそうだ~! じゃのめでお迎え嬉しいな~」

私  「ところで蛇の目って知ってる?」

彼女 「知りません。なんですか?」

彼女は傍にあった絵本を見て蛇の目がなんであるかを知ったようです。

それにしても土鍋でお迎えって・・・。

傘の代わりにかぶれなくもないけど・・・。


彼女が誰であるかは詮索しないでください。



お着物姿でしっとり登場の佐さんに続いて正さん、井さん、史さんがいらっしゃいました。

煌さんを世界一辛いジンジャーエールでお迎えしてお稽古も粛々と。

そんなところにご登場の松つぁんは美味しい塩鮭をお持ちくださいました。

井さんがお持ちになった素敵な紺のタキシードを着て大盛り上がり。

心優しい松つぁんは今夜も正さんをご自宅まで送ってくださったのでした。

史さんには白いタキシード姿で暮れのカラオケ大会の司会をお願いしましょうか。

その後、思いがけず瀧さんもお顔を見せてくださり「梅は咲いたか」の唄と「よりを戻して」のお三味線のお稽古をいたしました。

ご本人曰く
 
  「完璧!」

ほんとかぃな・・・。

俊さんと私で瀧さんを挟んでカシャリ。

来週は早めに来るとおっしゃる瀧さんでしたが・・・。

ともあれぶっつけ本番にならなかっただけは良かったということですかね。

佐さん・・・なんとか頑張ってね・・・。

瀧さん毎回来てよね。


カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
最新トラックバック
バーコード
"春日とよ芝鳳" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.