毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
俊さんから思い出深い贈り物が届きました。
京の老舗甘春堂の「茶寿器」(ちゃじゅのうつわ)です。
お菓子でできたお茶碗にお湯を注ぎ、京都らしいお干菓子と共にいただくのですが、最初にこれを目にしたのは、タチバナの3階で、お茶のお稽古の時でした。
その時も俊さんがお持ちになって、その発想の面白さに、鳳昶さんや智さん、ま君も一緒に大いに感激したのでした。
お抹茶も一緒に添えられてましたので、鳳昶さんが「茶寿器」にお釜のお湯を入れて大事そうにお茶をたてられ、私たちは代わる代わるに楽しく頂戴したのです。
最後にはみんなで割って、惜しみながら食べたのでした。

俊さんは時々憎い演出をしてくれます。
この御菓子で鳳昶さんと共に過ごしたいろいろな場面が一度によみがえってきました。
お釜のお湯がたぎる音までが聞こえるようです。

もうすぐ鳳昶さんとお別れしてから一年が経とうとしています。
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京都の・・・と聞けば・・・
そう! そうなんですね。

京の老舗甘春堂の「茶寿器」(ちゃじゅのうつわ)
これは、3服までは このお菓子の器で お茶を入れる事が出来ます。

お釜のお湯がたぎる音・・・
これは、禅の言葉で言うと「松籟(しょうらい)を聴く」と言うのだそうです。

心しずかに松籟を聴く…
こんな のどかな気分に浸ってみたいものです。
あいうえお 2007年07月13日 金曜日 14時41分 コメント編集
松籟を聴く
私たちは松風と言ってましたが、そんな素敵な言い方があるんですね。
ウーム・・・
「茶寿器」は心を落ち着けてゆっくりいただこうとまだ大事にとってあります。

京都はやはり雅なところですね。
芝鳳 2007年07月14日 土曜日 00時48分 コメント編集
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