毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
衣替えの翌日の昨日2日は、例年より6日早く去年よりは20日も早く梅雨入りしたと発表がありました。
途端に肌寒くなり、とても半袖ではいられません。(うちのマンションの管理人さんは例外ですが・・・。)
こんな時には風邪を引きやすいので、皆さんお気を付けくださいませね。

昨日は10月の会の踊り地の唄を栄芝先生に入れて頂く為に浅草のお稽古場まで行ってまいりました。
「浜町河岸」
「花の雲」「六段くずし」
「櫓下」「一座から」
「涼み舟」
の6曲の替手を私が入れるということで、かなり緊張して行ったのですが、着いた途端に
「はい、本手だけで入れといたわよ。」
とあっさりと先生からテープを頂戴し、「ふー」と安心して気が抜けたのでした。
10月の会の終盤には芸者さん達の小唄振りがあり、八さん、則さん、香さん、豆さんがそれぞれの出し物で、その華やかな舞台を経験することになるわけです。
私も麗さんの踊りで是非にと願っておりましたが、神様の悪戯で叶わぬこととなり、麗さん以外には考えられず諦めておりました。
ところが先日、「東をどり」に行った折に目にしたお一人の方の雰囲気に思わず声にしたのが
「こんな方だったら踊っていただきたいわ。」
その何気ない一言を耳にした棟梁が仲立ちとなりトントンとお話が運び、今日思いがけず実現することになったのです。
踊っていただく曲は栄芝先生が決めてくださることになりました。
これも不思議なご縁を感じます。
ただ楽しみにしてくださった麗さんを思うと、申し訳なく思うのです。
麗さんのお芝居は間もなく初日を迎えます。
あまりお稽古時間がないようですから、今頃はきっと大変な思いをしてらっしゃることでしょう。
どうかお身体に気を付けて長丁場を乗り切ってほしいと思います。
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今月3回、日本橋教室にお邪魔させて頂きます。
諸事情鑑み私は、12:00から12:30の30分の間でお稽古し、お暇いたします。

これを見て樹さんは、「じゃあ僕も」とお思いになるかもしれませんが、今組んで練習をすると先生はついつい糸の指導に注力して、唄の細かい節回しの直しがおろそかになる恐れがあり、それは避けたいので同席ご遠慮下さい。
まだ節回しも不完全、細く唄ったり太く唄ったりと工夫もしなければならず、糸を聴きこんで掛け声なしで絶妙の唄い出しをやらねばと問題山積ゆえ。
2008年06月04日 水曜日 09時30分 コメント編集
はい、了解です
ということで、樹さんとはもう暫らく別々にお稽古いたしましょう。

日本橋教室には早めにおいでいただいたほうがシッカリお稽古できましので、集中して取り組めると思います。

2時過ぎに集中すると終了の4時までの2時間ではとても個人個人のお稽古には限界があります。
できるだけ皆さんも早めにいらしてくださるとよろしいと思います。
他の方のお稽古を聞くというのは、とても勉強になりますよ。  
芝鳳 2008年06月04日 水曜日 11時43分 コメント編集
意地悪な譜面
糸用の譜面(ひらがな書き)で唄を覚えようとすると思わぬトンチンカンが。

曽根崎を唄っていて歌詞の中で「あかねにそむる ひよくも」の一節。「ひよくも」?お空の雲の一種?それとも蜘蛛科の一種?
よくよくテープを聴くと先生は「ひよくもん」と「ん」を唄われてる。「ひよくもん」?え?「ひよ公文」?公文塾?
正解は「比翼紋」(恋人同士の紋を合わせて一つの紋にしたもの・江戸時代の当時大流行した)
無知もここまでくると犯罪ですね。
2008年06月07日 土曜日 09時24分 コメント編集
じゃあ僕も(笑)
同席させてください~。
組んで練習させてもらうわけではなく、唄う豆さん側の立場を理解して糸を練習したいのです。

今月は自己集中稽古期間です。
今のままだと10月までに先生のご期待に添えられそうになく、少々焦っております(汗)。
鳳樹 2008年06月07日 土曜日 09時40分 コメント編集
おー!パチパチ
豆さん頑張ってますねぇ。
ほんとに「ひらがな」だけだと理解不能な場面に出くわすことが多いですね。

「明治一代女」の「赤大名」というのを「赤ら顔の大名」と思ってた方がいらっしゃいましたねぇ。
ちなみに「赤大名」というのは花井お梅が着ていた黒地に赤の縞模様の着物のことです。
花柳章太郎の苦心の衣装です。
それに献上の帯を締めています。
分からないことは、そのままにしておかないで、調べてみるといいですね。
結構楽しい発見があったりしますよね。   
芝鳳 2008年06月07日 土曜日 09時56分 コメント編集
おやおや
樹さんにしては珍しく弱気な発言ですね。

一緒に弾かずに、傍で聞いてるほうが見えてくるものがあるかもしれませんね。
明日は是非何かを発見して、更に一歩前進できますように。 
芝鳳 2008年06月07日 土曜日 10時03分 コメント編集
グレート義太夫
昔「青柳」を習っていた時先生に「そこ、新内っぽく唄え!」と言われて、目が点。(ワタシ小唄の生徒アルヨ、新内習ッテナイカラ、ワカラナイアルヨ)と戸惑ったが、以後新内を自分なりに研究し、「心して」ではちょっと役立ちました。

曽根崎は文楽(義太夫)っぽい唄いまわしをやらなければいけないとこがポツポツあり、研究しなければ。糸も義太夫チックなとこと小唄チックなとこを自在に弾ければ100点。

渋谷図書館で曽根の義太夫バージョンを借りてきて~。本番はシャレでお揃いの裃(かみしも)つけちゃいますか?(笑)
2008年06月07日 土曜日 12時47分 コメント編集
難しいけど
悩み甲斐のある曲ですよね。
樹さんなりに研究してらっしゃることと思いますが、このお芝居の内容をよく把握することが一番大切ですね。
無実の罪に生きる希望を無くし、壮絶な心中をするお初と徳兵衛ですが、悲劇というより、美しいリズムに乗せて、そこに至る前の甘い陶酔感が漂うと良いようです。
唄も糸も素晴らしい名曲ですね。
芝鳳 2008年06月07日 土曜日 23時57分 コメント編集
お初
お芝居の見どころは、縁の下に身を隠す徳兵衛。縁側に座るお初。九平次たちに気づかれないようお初が独り言を装い、「無実であっても証拠のないことゆえ、徳様も死なねばならぬと思うが、その覚悟が聞きたい」と問うと(縁の下の)徳兵衛はお初の足首を取って自分の喉(のど)笛をなで、自害の意思をお初に伝える。お初はぽつり自分も死ぬとつぶやき、徳兵衛はお初の足首に抱きついて泣く・・・・

しかしここで空想が。キャストを社中に替えると


お平の場合は、足首がねんざしてて、足首を触られるごとに「あ、いたたた!」

お珠の場合は 5本指靴下を履いてる

お則の場合は ビヨヨーン靴下!

豆兵衛は自害を取りやめ、江戸に逃げるのであった。
2008年06月08日 日曜日 09時27分 コメント編集
大笑い
久々に社中当てはめキャスティングに大笑いさせていただきました。豆さん絶好調ですね。

この勢いで「曽根崎心中」もバッチリかと・・・。
芝鳳 2008年06月08日 日曜日 09時49分 コメント編集
弓次回の稽古は日曜でお願いします
先生こんばんは!金曜と今日と用事のため稽古に参加できませんでした。。
明日も仕事の用事で欠席いたします、次回は日曜の稽古になってしまいそうです。14日土曜日は三越ですね!
時間あるときは必ず稽古に行くようにしますのでご指導よろしくお願いします、三味線の場合は特に唄
い手の人がいい思い出になるようにも悔いなく演奏ができるように頑張りたいと思います。スパルタ教育で?お願いいたします(10月までの期間限定希望)
2008年06月08日 日曜日 22時39分 コメント編集
お望みどおり
10月までの期間限定でスパルタでまいりましょう。    

土曜日は三越ですね。
まだ麗さんからチケットいただいてませんが、もしかしたら当日、受付でということになるかもしれませんね。
楽しみにいたしましょう。
芝鳳 2008年06月08日 日曜日 22時59分 コメント編集
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