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小唄 春日とよ芝鳳のブログ
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神谷町駅から我が家までの途中のビルの前の沈丁花。
いつもこの時期になると、その前を通るのが楽しみです。
春の香りがその周りに漂ってとてもよい気分なのです。
昨日、やっと日当たりのよい部分に一輪だけ咲いているのを見つけました。
たった一輪なのに沈丁花の香りがかすかにします。
高い場所ですので鼻を近づけることができないのが残念ですが、明日からはまた沢山開き始めることでしょう。
いたるところに春の息吹を感じる頃になりました。
昨日の夕餉の後には桜餅を用意して
「春ですよー。」
とみんなでいただきました。

そんな春を感じる良い日和ですのに、今朝はショックな電話で目覚めることになりました。
入院中の則さんからでした。
先日お見舞いに伺った際には2週間程の入院予定と聞いたのですが、検査の結果手術を要する悪いものが見つかったようです。
今は本人に直接告知するようで、怖がり屋の則さんが意外としっかりしてたのが救いなのですが、予断を許さない状況のようで胸が痛みます。
「しっかり治して5月の芝道先生の見台開きは必ず伺います!」
と気強くおっしゃってましたが、本当に約束ですよ則さん。
必ず元気になってね。


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小唄を広く知っていただくためにはどうしたらよいかと以前から考え、皆さんからもアイデアを頂戴していました。
いろいろ考えていく中で、ストーリーを組み立てるのに大いに力になってくださるに違いないプロの演出家の先生と昨夜お会いすることができました。
どうしても固定観念に縛られる部分が多いのですが、それらの一つ一つを「それじゃいけない!」とバッサリ。
反省と覚醒との繰り返しの中で少しづつ進むべき道も見えてくるような気がしております。
まだまだ未熟な自分の芸ですが、この出会いを通して成長できるか潰されるか試されているようにも思えます。
自分の未熟さを思い知ることになっても、めげずに前に進むつもりでおります。
しっかりした形が見えてきたら、芝鳳会の皆さんと共に素敵な作品にしたいと思っております。
このご縁を作ってくださった麗さんに心から感謝です。

昨年暮れの鳳年会2次会の会場となった「ヌ・シャンブル」へ和さんと二人で行ってまいりました。
13時から21時まで(3時間ごと)
オールスペース貸切で15000円、持込可能だそうです。
何人でも可らしいですから、かなりお得のようですよ。

21時からはオールスペース貸切で30000円だそうです。
お友達とご一緒に是非どうぞ。
豆さんから手袋が届きました。
豆さん号の三列目辺りに落ちてたそうです。
一月にあった吉田屋酒店での小唄めぐりにお出で頂いた方の持ち物ではないかと豆さんはおっしゃってます。
お心当たりの方はお稽古場にお預かりしてますので、お申し出くださいませ。

それにしても今日は車から手袋が出てくる日のようです。
田舎の妹から
「黒い手袋知らなぁい?」
と先日問い合わせがあったのですが、車に落ちてたと連絡があったばかり。
しかも豆さんから連絡を頂く少し前でしたので、アレレレと私の頭は少々混乱したのでした。

さて、これから私は「うちわさん」にまいります。
芝鳳会の今後の活動について、アドバイスを頂いてまいります。



則さんの姿をお稽古場で見なくなって随分経ちます。
昨年10月の見台開きで無事に舞台をつとめ、11月の「ま君」と蘭ちゃんの結婚式では張り切って「住吉」を唄ったのですが、母上の看病疲れがまとめてやって来たのか、それから体調を崩し、お稽古はお休みが続いておりました。
定期的にはお電話があり近況を伝えてくれてたのですが、2月に入ってからは尋常でない様子に心配しておりました。
今朝早く則さんのお姉さまからお電話があり、12日に則さんが入院したとのこと。
ヘモグロビンが3台になったのだそうです。
じわじわと長いことかかって十二指腸から出血していたのが原因らしいのですが、そんな低い値で普通に生活などできるはずもなく、正に危機一髪の入院だったといえましょう。
日本橋のお稽古が終わってから豆さんに病院まで連れてっていただきました。
4人部屋に名前があり、(ハテどのベッドかしら?)カーテンを閉めてる方もあり、あまり覗き込むわけにもいきませんが、ベッドの足元で素足がグーチョキパーと動いてる方があり、ヒョイと覗くと紛れも無く則さんがベッドに横たわってました。
輸血をして多少は良くなってるものの、まだいろんな検査があるようです。
早くお稽古に行きたいとおっしゃって、皆さんの近況なども気にしてましたが、ゆっくりと養生してまた楽しい則さんの復活が待たれます。
今朝起きたら頭痛がしました。
久々に来た嫌な感じに、(昨日の朝も軽い頭痛がしたっけ。)と思い出したのですが、昨日の頭痛は風邪薬を飲んで、お稽古をしてるうちに忘れてしまってました。
でも今朝のは本格的です。
田舎から帰ってくる新幹線の中が寒さかったので、それが原因だろうと想像はつくのですが、帰った早々翌日のお稽古の準備などでの夜更かしが決定的でしょう。

今日一日でしなくてはならない事。

小唄12曲テープに吹き込むこと。
10分から15分の踊り用の曲を3曲覚えること。

痛い頭を抱えながら踊り地の曲を1曲、上げ下げ書き込みました。
でも覚えるところまではいきません。
鼻声にならないうちにと、テープの吹き込み7曲したところで、限界。
頭痛とお腹のムカムカでどうしようもなく、朝飲んだお薬とは別の風邪薬を飲んで、1時間半のお昼寝。
運良くこれが効いたようで、お夕飯の仕度は無事にできました。
やれやれ。

これから、残る踊り地の曲2曲のチェックと小唄5曲の吹き込み、さぁ頑張りましょう。
お稽古中に東京タワーがピンクになってると携帯で窓越しに写してくれました。お稽古中の様子も写ってます。若さんと私。夏景色のお稽古です。



「大きな月が出てるよ。」
と聞いて外に出てみましたが、家の周りのビルに阻まれて、この時間は残念ながら見えませんでした。
でも月を探してウロウロしてたら、思いがけず良い香りが。
おぉ!
生垣に水仙が沢山咲いて、夜目にも芳香の主ということが分かります。
田舎から帰って、芳しい水仙の香りに迎えられるとは、なんという嬉しいことでしょう。
でも水仙だけではなく、今夜帰った私を蘭ちゃんがお夕飯の仕度をして待っててくれました。
んんーーーん!
なんたる贅沢!
また明日から頑張りましょう!
田舎の今年の冬は雪も少なく穏やかな日が多いようで、屋根の雪降ろしも一度もせずに済みそうです。去年の今頃は大雪や吹雪や雷など様々な天候ショーを繰り広げたものですが、今回は私がいる間は、ずっと晴天が続き穏やかな日々です。それでも朝目覚めると、吐く息が白く、鼻先がツンツンするほど空気は冷たく、お布団から抜け出すにも気合いが必要です。



母が独身の頃の写真です。綺麗でしょ。田舎で当時流行ってた「岡本新内」を踊ってるところだそうです。



田舎で母や親戚の叔母さん達と古い写真の整理をしてましたら、懐かしい若かりし頃の写真ばかりで思い出話が尽きません。父は丸い眼鏡です。母は父の一つ年上の姉さん女房で、家付き娘でしたが、父を養子に迎えたにもかかわらず、尽くしましたので、父を養子とは知らない方も多かったようです。



ダダミってご存知でしょうか?鱈の白子の生の事を田舎ではダダミと言います。東京では茹でてぽん酢で食べるのが定番ですが、田舎では生のまま、ニンニク醤油で食べるのが一般的な食べ方です。よほど新鮮でないと、そういう食べ方はできませんので、この時期の帰省の楽しみの一つです。写真の右がダダミで、左に見えるのがニンニクです。翌日に大切な用事がある時は、ちょっと食べる事ができませんね。もう一つの楽しみは納豆汁。中に入る茸や沢山の具材は決まってます。大きな鍋で大量に作りますが、一週間、朝昼晩と三食続いても飽きない程です。納豆をスリコギで粒々が無くなるまで擦り、網でこして味噌汁に入れますので、想像するより随分と手間が掛かります。去年の秋に、屋敷内で納豆汁用の茸が沢山採れたのをストックしてくれたそうで、今回は一際美味しい納豆汁でした。皆様にも食べさせてあげたいなぁ。



田舎に向かう新幹線こまち号の中におります。普段はあまりコーヒーなんぞは飲みませんのに、なぜか田舎に向かう新幹線の中では飲みたくなり、このようにアーモンドチョコを傍らにのんびりと贅沢な時間をボーッと過ごします。昨日は荒れ模様だったらしい田舎ですが、今日は素晴らしい晴天だとか。いつも荒れ立てる女の私に今回の帰省はどんな顔を見せてくれるでしょうか。つかの間、親孝行してまいります。



昨年の見台開きのDVDが大変な編集作業を終え、遂に日の目を見ることになりました。
昨日のお稽古場は当時の緊張が蘇えり、みんなで真剣に鑑賞する夕げとなりました。
開始前の慌ただしい楽屋の様子と小唄振りの場面は既に完成してますので、今回のと合わせると超豪華3本立てとなります。
猫股さん 監督撮影
鞠さん  監修
「芝鳳会」の表裏すべて見せます、といったところでしょうか。
猫股さん、鞠さんありがとうございました。
まだご覧になってない方も沢山いらっしゃいますが、近々皆さんのお手元に届けるべく最後の作業を鞠さんがしてくださることでしょう。
少々お待ちくださいませ。

明日から田舎に行ってまいります。
金曜日のお稽古までには帰ります。
では。
金曜日の夜のお稽古は、正さん、樹さん、佐さん、蘭ちゃん、優さん、若さんの6人でした。
「今夜のお稽古は少ないのよー。
今夜は熟女と若者だけ、明日はその中間の方達なのよ。」
そう言った私に対して佐さんが
「私も中間の仲間に入りたかった。」
・・・熟女を女盛りと言い換えたほうが良かったかしら・・・。

更に当日のブログをご覧になった佐さんから
「お師匠さん!
心でとめて は前に私も教えて欲しいとリクエストしたんですよ!」
どうも、その際に私の唄が完璧ではなかったようで
「お三味線しかやってないかも・・・。」
などと言い訳しつつウヤムヤになったらしい。
・・・記憶喪失・・・(汗)
「夕べ譜面を書いたから今度は大丈夫よ。」
と言う私に
「豆さんより先に私に教えてください!」
「・・・ハイ」
ということで豆さんは後回しになりました。
あしからず。

最期に残った樹さんと四方山話をするうちに、樹さんの隣の椅子の背にキンピラの人参が一片付いてるのに気がつきました。
(ハテ?どうすればあの場所にキンピラがつくのかしら?)
等とボーと考えながらも話の腰を折らないように黙ってましたが、どうも注意散漫なワタクシメをお許しくださいませ。

いつもお稽古日には最後に残った方が片付けをしてくださるのですが、夕べは蘭ちゃんがテーブルもお台所も綺麗に片付けてくれてました。
ありがとう!
 こころでとめて帰す夜は
 可愛いお方のためにもなろうと
 泣いて別れて又御見もじ
 猪牙の蒲団も夜露に濡れて
 後は物憂きひとり寝するも
 ここが苦界の真ん中かいな

この曲を豆さんがお稽古したいとのこと。
古典曲の決して派手ではないこの曲に着目したことに豆さんの心の成長が見られるようで嬉しいことです。
ただ、今は「芝道会」で唄う予定の「おその」に全力で立ち向かわなければなりません。
ある程度目途がついたら是非この曲をお稽古しましょう。

ところで、今日の夜組は珍しく少人数です。
律ちゃんはお休みでしょうか?
弥ちゃんはお引越しで忙しいのかな?
雛ちゃんはどうしてらっしゃるかしら?

反して、明日の土曜日は賑わいそうですよ。

今日も一日頑張りましょう!
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春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
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