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小唄 春日とよ芝鳳のブログ
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梅雨の晴れ間の爽やかな中、50回目の栄芝会が日本橋三越劇場で華やかに催されました。
沢山のお客様においでいただき、いつもながら熱気溢れる客席のお客様一人一人に感謝感謝です。
幸さんは絽の無地のお着物姿で開演早々からお聴きいただいたようで、感激です。
鞠さん、則さん、麗さん、弓さん、美さんをはじめご出演者のお知り合いの方達も長時間お付き合いいただきありがとうございました。
今朝は今年猫股亭からやって来た朝顔一号が咲きました。水色の朝顔でした。
去年の朝顔は今日は3輪咲いてくれました。
真ん中の写真は佐さんが持って来てくださった「四万六千日」のほおずきです。
砂糖水に入れるとよいというので、氷も入れた砂糖水に入ってます。



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鞠さんが期間限定不二家のミルキーロールを持って来て下さいました。
今日のお稽古が終わってから、アールグレィの紅茶でお楽しみ。
ホワイトクリームはまさにミルキーのお味。
疲れた時には甘いものが嬉しいですね。
鞠さん、ご馳走様でした。



さて明日はいよいよ栄芝会です。
お天気も何とかもちそうですね。
ご出演の皆様、今夜は早くお風呂に入ってなるべく早くお休みくださいませね。
咲き終わった胡蝶蘭の枝から再び新芽が出てきました。
そう、ちょうどこの位置の鉢です。
お稽古にいらっしゃる皆さん、くれぐれも触れてポキッなんてことになりませんようにお願いいたしますね。



と、ここまではお稽古前に携帯からアップしたのですが、このような不安がある時というのは大概的中するものです。
!!!
ここで、ハッと気が付く私。
あぁ、なんてお馬鹿な私でしょう。
みんなの触れない場所に移動すればいいだけのこと。
ということで、まだ咲いてる胡蝶蘭が並んでる場所に置き換えました。
やれやれ、これで安心です。

「日本橋」の割り振りをそれぞれに説明しながらのお稽古に取り掛かりました。

「向島名所」のお三味線には、雛ちゃん、弓さん、幸さんも参加することになりました。
本手
 鞠、俊、佐、雛、弥、弓、律、幸
替手
 珠、祥、蘭、誠

 鳳、正、和、優、絹、浦、若、美
お休み組が復帰したり、新しく入られた方が、間に合うようでしたら、また考慮したいと思います。

先日、律ちゃんから送っていただいた「りんごジュース」を、皆で「きき酒」ならぬ「ききりんご」をいたしました。
それぞれ特徴があって、どれも美味しかったのですが、その中でも私は「つがる」が好きでした。
律ちゃん、ごちそうさまでした。

俊さん、明日いらっしゃいませんか?
積み立てもお預かりしてますし、「ききりんご」しましょうよ。
春日会館で栄芝会の合奏下浚いがありましたので今朝は早起きをいたしました。
カーテンを開けて、いの一番に確認。
あ、やっぱり咲いてます。
降りしきる雨の中で、健気に朝顔が開いてました。
去年の鉢をそのままにしておいたところ、そこから芽が出て、昨日は今にも咲きそうになってましたので、今朝はきっと、と楽しみにしていたのです。
支柱も立ててあげない無慈悲な家主にも拘らず、こんなに綺麗な花を見せてくれました。
気分よく出かける準備をしてましたら、見る見るうちに雨は上がり、カラッと上天気になり夏はもうすぐそこまで来ている気配です。
猫股さんから新しく今年は4鉢の朝顔を頂戴しましたので、今年の夏もタンと楽しめそうです。



下浚いではお囃子連中が加わり、いつもながら演奏しててもウキウキします。
新橋、赤坂、浅草の芸妓さん達の踊りを間近で拝見するのも下浚いならではのお楽しみです。
春日会館は大勢のお弟子さん、孫弟子さんで、何処も彼処も人いきれで熱気に溢れています。
先日と今日の二回の下浚いが無事に終わり、あとは日曜日の本番を待つばかりとなりました。
ご出演の皆様が無事に当日の舞台が勤められますように、沢山のお客様においでいただけますようにと願います。

ブログネタに困って我が手をシャララ~ン。
何方か占ってくださいませんか。
というわけではありませんが、「ジッと手を見る」ことって結構ありますよね。
朝から晩までよく働いてくれる手ですが、つい動いて当たり前と、労わる気持ちを取り立てて持たないものです。
ところが指一本怪我しただけで、忽ち生活に支障をきたします。
私達のようにお三味線を弾く人間にとっては指の怪我は特に気を付けなくてはならないものです。
舞台の前だとお台所で包丁を握るのにも気を配ります。
時間に余裕がなくて焦ってる時は特に要注意ですが、主婦としては避けて通れないものですので、焦り、慌てまくりながらも、お料理を作らなければならない時もあります。
よく今まで無事で来たものです。
今夜は感謝の気持ちを込めてハンドクリームをいつもよりたっぷりすりこみましょう。

明日は合奏の下浚い。
朝も早いので今日中に就寝したいなぁ。



あらまぁ!
七夕が過ぎたと思ったら、鞠さんが夏らしい絵に変えてくださってました。
鞠さん、お忙しいのにありがとうございます。
今朝届いたラベンダー。
2、3日しか生花としては持たないそうで、その後は逆さにしてドライフラワーとしてお楽しみ下さい、とあります。
近くに寄ってもそれほど香りが強いわけではなく、不思議に思ってましたが、ホロホロこぼれた花を拾ってびっくり。
米粒より少し小さめなのですが、その一つずつが強い芳香を放っています。
就寝時には枕元に散らしてラベンダー畑にいる夢でも見ましょうか。



今日は三越劇場で「ビクター名流小唄まつり」があり、私は応援としてまいりました。
昨夜から発熱したとおっしゃるお仲間が無事に唄えますようにと、客席の一番前で祈りをこめて拝聴してたのですが、微塵も感じさせない立派な舞台で感激いたしました。

楽屋でS師範が幹部師匠に向かって私を指差し
S師範 「この人、同級生なんですよ。」
幹部師匠「あら、そうなの?」
S師範 「同じ歳でも、僕の方が何故か若く見えるの。」
私(鳳)「(少しムッとしながら)自分で言うところが情けない。」
幹部師匠「ほほほ・・・」
S師範 「今日は体調悪い人が多いよ。」
私(鳳)「あら、Sさんも具合悪いの?」
S師範 「僕は大丈夫だよ。」
私(鳳)「・・・(喉元まで出掛かった言葉を呑み込む)」
S師範 「だって、僕、馬鹿だから。」
そんなことをおっしゃるS師範でしたが、そんなオトボケなど全く感じさせない堂々たる舞台でした。

明日は端唄のお稽古、木曜日は合奏の下浚い、金曜日、土曜日は自宅稽古日、そして日曜日は栄芝会本番です。
お仲間の師範達も皆さんそれぞれ毎日お忙しくしてらっしゃいます。
くれぐれも体調に気を配っていただいて、ご無理をなさらないように、お元気で当日お目に掛かりたいものです。

木曜日は我が社中からは蘭ちゃんが代表で下浚いに参加いたしますが、ご出演の皆さん、風邪など引かないようにお気を付けてくださいませね。

律ちゃんから美味しそうな青森りんごジュースが届きましたよー。
ふじ、王林、紅玉、陸奥、つがる、と5種類のりんごがお洒落なジュースになりました!とばかりに可愛く並んでます。
今度のお稽古で皆さんで頂きましょうね。
贈ってくださったご本人の律ちゃんは8月初旬に大事な試験を控えてお勉強中で、今月はお稽古お休みですが、試験が終わったら遅れを取り戻すべく頑張って下さることでしょう。
暫し小唄は忘れてお勉強に集中して、良い結果が出るように祈ってます。



「日本橋」の唄と糸の振り分けと、それぞれの唄い場をおおよそ決めて、少しずつ形が見えてきました。
お三味線初歩の方は途中で調子を替えるのは難しいですが、最初の「向島名所」は今からでも間に合いますので、今度のお稽古からその本手と替手のお稽古に入りたいと思います。

今年の合宿はいつになく燃える夏になりそうですね。
日本橋の台本に組み込まれてる「ぎっちょんちょん」
曲ごとに調子を替えるには限度があって、5本から3本や7本にするのや、本調子から二上りや三下りには容易でも、これが全員が一瞬で、となるとかなり難しいものがあります。
調子が合わずに演奏するのは恐ろしいことです。
「ぎっちょんちょん」は5本の調子では暗い感じになりますし、理想的には7本としたいところなのですが、一斉に二上りは、やはり無理でしょう。
どうしたものかと思い悩んでいたところ、鞠さんからグッドアイデアが出ました。
5本のままで押さえる数字を替えるというもの。
もともと、これは譜面があったわけではなく、古いテープから私が採譜したものですから、なんの問題もありません。
早速、鞠さんが訂正した譜面をパソコンで送って下さいました。
お三味線で弾いてみましたが、鞠さん、ばっちりです。
これで唄う方も、思う存分に素敵な声で賑やかで華やかな「ぎっちょんちょん」になりそうですよ。
麗さんも踊りの振り付けが着々と進んでるご様子ですので、あと、半月ほどで、なんとかまとまったものにしなくてはなりません。
みんなで力を合わせれば思わぬアイデアも生まれるものです。
これからも宜しくお願いいたしますね。

優さんから「ま」君へのプレゼントです。

日本全国のストレス現代人の皆様に贈る、究極のイライラ・ストレス解消グッズ「テリピタ」をもんで、ぶつけて、スッキリしませんか!?

パッケージにはそのように書いてあります。
プニプニと妙な感触で、床に叩き付けるとムニューッというか、プニャァッと原形を留めない程にとんでもない姿になりますが、すぐに自力復活を遂げ、元のテリーさんに戻ります。
それにしても、優さん、よく面白いものを見つけていらっしゃいましたね。
「ま」君のストレス・・・。
「どういう意味ですか?」
と、少々むっとしてる方がいらっしゃいましたが・・・。
本日は浅草と自宅とお稽古ダブルヘッダー。
いつも田原町で下車するのですが、一つ手前の稲荷町駅を発車したあたりで、見知らぬ女性がツツーと私の傍ににじり寄って座り、右手を口元に当てて言いました。
「あのう・・・見ず知らずの方にお声を掛けるのは失礼かと思ったんですが・・・。」
「はい?」
「先ほどから拝見してましたら、お肌がとても・・・。」
「???」
なんだか褒めてくださってるようなのですが、ここは気を許してはいけないとばかり、おとぼけ顔で
「いえいえ・・・」
さらに褒め続けてくださるその方に
「申し訳ありませんが、お先に降りますので。」
「あら!」
残念そうなその女性を残し田原町で下車したのですが、お化粧品でも勧めるにしては、あまり化粧ッ気がない方でしたし、新手の宗教勧誘か?

無事にお稽古が終わり、急いで銀座駅で日比谷線に乗り換えて座ったところ、正に私が乗り込んだ入り口に
「!!!」
憧れの兼太夫さんがイヤホンを耳にお立ちあそばしてるではありませんか!
なんという偶然!
いや、世の中に偶然などというものはないそうで、全てが必然なのだそうで・・・。
てぇことは兼太夫さんと電車内で遭遇したのはモハヤ運命か!
という馬鹿な考えはさて置き、とにかくびっくり、先日の愛の会の御礼を申し上げ、進められるままに私は元の座席に戻ったのでありますが、3つ目の神谷町でお先に下車した私は見えなくなるまでお見送りしたことは言うまでもありません。
発車する車内の兼太夫さんは苦笑いなさりながらも、やはりずっと立ってこちらをご覧になってくださいました。

ふっふっふ
さあ、これから気合を入れて自宅のお稽古です。
先日、私のホームページをご覧になった雑誌「グラツィア」の編集者の方から
「お稽古場を載せたいのですが。」
とご連絡をいただき、8月号の「大人の夏休み」の欄で取り上げていただきました。
横文字が並ぶ習い事が多い中、和を組み込んでいただけたのは大変にありがたいことです。

鞠さんに私のホームページを作っていただいてから3年になりますが、おかげさまで沢山の方の目に留まる機会があり、これがご縁で入門に至った方も8名になります。
その何方も大変なお稽古熱心な方ばかりです。
和に興味があっても、地唄も常磐津も清元も長唄も小唄も端唄もその他色んな邦楽の敷居は意外に高く、何処の門をどのように叩いたらよいのか随分分かりにくいのが現状です。
興味をお持ちの方はきっと沢山いらっしゃることと思います。
この度そのような方達の目に触れる機会をいただき、また素敵な出会いがあったら嬉しいな、なんて思っております。





東京はここ数日、夜半から雨になり、朝は上がるというまことに有り難いお天気が続いております。
さて丑年の後半がスタートいたしました。
前半は何かと心が挫ける事があったりもしましたが、今日から気持ちを切り替えて合宿へ向けての準備に精出すことにいたしましょう。
「日本橋」の台本に沿って譜面の準備に取り掛かりましたが、これから譜面の手直しなどが結構ありそうです。
皆さんのお手元にお配りした譜面に追加の手が加わりそうですが、最終的にまとまるまでは、まだ暫らく手直しがあるかもしれませんのでご了承くださいませ。
それぞれで台本に沿って順番に譜面を並べて、ご自分なりのイメージを膨らませておいてくださいませね。
今月中にはある程度の大まかな形を作り、来月の合宿に臨みたいと思っております。
それと並行して個人の出し物もお稽古してまいります。
暑い夏がそこまでやって来てますが、暑さをスイスイとかわしながら、今からそろそろとたっぷり時間を掛けて完成させてまいりましょう。






6月も今日が晦日。
モウ丑年の半分が過ぎてしまいました。
明日から後半の半年がスタートします。
何だか丑年のはずなのに今年は特に急いで過ぎ去ってるような気がいたします。
若い頃は時が過ぎるのがゆっくりに思え、年老いてくると時が過ぎるのが早く感じるのだそうですが、逆らう訳ではありませんが決して歳のせいばかりではないように思います。
だってまだまだ私は若いんですから・・・なんちゃって、自分で言ってるところが哀しいですか。

昨年の会が終わって今年は少しのんびりできるかと思ってた私でしたが、そうは問屋が卸さないとばかりに、お正月からずっと行事が続きました。
この状況が決して嫌という訳ではなく、むしろ好き、な方ですので何ら不満はないのですが、忙しさに紛れて忘れてしまってることがあるのではないかという不安が時折顔をもたげる時があります。

久々に「き」君からお弁当の所望があり、めったに甘えることのない「き」君のために愛情を込めて作りましたとも。
食べ終わった後にタッパーを洗わずに済むようにサランラップを敷いて、茸類(椎茸、えのき、しめじ)玉葱、長ネギが入ったすき焼きを入れ、三つ葉も散らし一品。ポテトサラダ、お漬物。
先ほど「き」君から電話がありました。
「あのさー、タッパーを逆さまにするの止めてくんない?」
「へ?」
どうやらタッパーが引っくり返って汁が全部出てしまってたようです。
「・・・サランラップ・・・敷いたんだけど・・・。」
「逆さまにしたら意味ないんだけど。」
どこでタッパーが逆さまになったものやら?
持ってった家人のせいにする訳ではありませんが、実(げ)に不思議なことでございました。

半年の終わりにしてはトホホなお話で御免くださいませ。
「き」君、今度はちゃんとしたのを作るからね。
「春日野」で幕を明けて全121番の演奏が無事に終了しました。
数番のオクラがあったものの、11時開演、17時半終演という早さで進行したのは私達出演者が速やかに行動したことも勿論あるでしょうが、裏で支えてくださる事務方の方達のこれまでの準備と努力、そして出番が近くなると小まめにそれぞれの楽屋へ声を掛けてくださる菊岡三弦店の若旦那さんの活躍を抜きには考えられないことです。

すべてが終わって栄芝会の楽屋でお疲れ様の御挨拶をするのですが、出演者が多くて楽屋に入り切れませんでした。
栄芝先生を中心に一つにまとまって一緒に「お疲れ様でした!」と御挨拶するのは、ちょっと感動の一場面です。
それにしても栄芝先生は数日前に捻挫して歩くのも大変そうでしたのに、舞台では何事も無かったかのように、いつもどおりの凛としたお姿でした。
痛いご様子も全くお見せにならず、弱音も吐かず、ただただ敬服するばかりでございます。

おいでいただいた方々、今日はありがとうございました。
沢山の曲を鑑賞してお勉強になった面の多々あったことと思います。
またお稽古場で感想などをお聞かせくださいませ。
お稽古場に置いたものの、夜組のお稽古時間は片隅に追いやられ目に触れず仕舞いの憂き目を見た稚鮎のお菓子。
金、土、日のお稽古にいらした方でこの姿をご覧になった方は・・・皆無?
涼しく見えるようにガラスのお皿に簾を敷いて青い葉を乗せたりして結構工夫してたものですから、せめてこの場をお借りしてご覧いただきましょう。
28日の今日が賞味期限でしたが、めでたく完食となりました。
よかったよかった。
これで稚鮎も喜んでることでしょう。



和やかに穏やかに三日間のお稽古が終わりました。
ふと気付くと今年も半分過ぎようとしています。
ついこの間お正月を迎えたような気がしますのに、今年は殊の外時間の進み方が早いような気がするのはなんででしょうか。

明日は三越劇場で「春日会研究会」があります。
わざわざ有給休暇を取っていらしてくださるという有り難い方もいらして、身が引き締まる思いがします。(本当に引き締まってほしい私の身体・・・)

いつの間にか笠森おせんの絵から七夕の絵に変わってて、パチパチパチ。
そういえばもうすぐ七夕なんですねぇ。
鞠さーん、いつもありがとうございまーす!
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春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
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