毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
この数日ブログの書き込みに一喜一憂しておりました。
豆さんの突然の「若芝会出ません」の書き込みにはショックを受けました。
直接私にではなく、ブログでの意思表示だったことが、私への抗議のように思えたからです。
私の何がいけなかったのだろうと思い返すのですが、毎度の師匠とお弟子さんの会話にはそんなに問題があるとは思えません。
唄うと決めていた曲が、私のお手本では納得がいかなかったのかしら、とか、いろいろ反省するうちに、段々何だか悲しい気持ちになっていきます。
豆さんはそんな強い気持ちじゃないのかもしれませんが、文章になると、読む人の感性で捉え方が変わります。
豆さんの口癖じゃないですが「難しいです・・・」なのです。幸い豆さんは「鶴次郎」で若芝会に参加することになりました。
豆さんにピッタリの名曲です。

そして今日は、樹さんがコメントした「チームどんたく」に対する超辛口コメントに、またビックリ。
若い方たちの積極性は、素晴らしいことと思い、唄と糸を組み合わせました。
会に出すとなると、打ち込み方が全然違い、勘所も掛け声も、随分勉強になりますし、実際私の期待を裏切らない姿勢を見せてくれてます。
ただ、これも樹さんたちの「本手を弾きたい」という意思表示が無ければ、実現しなかったでしょう。
昨年までは、すべて私が本手を弾き、替手をお弟子さんが受け持ってました。
昨年の鳳年会で、私はほとんど弾かずに、聞く側になりましたが、緊張の中、皆さん立派にできました。
特に師範の方たちはいろんな責任ある会を経てひと回り大きくなったように思います。
お弟子さんの腕を上げるには、ある程度の師匠の冒険も必要ですが、うちの場合に必要なのは冒険などではなく、一寸した後押しだけなのです。
会に向けて一生懸命にお稽古することで確実に腕が上がります。
そして上がるように指導するのが私の役目です。
来年に大きな会を控えて、益々積極的にお稽古に取り組んで欲しいと願っています。
お互いに励ましあい、磨き合ってほしいと切に願います。
 この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメントVodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード
あれれ
まだ私の苦しみがご理解頂けてなかったですか。がっくり。

池さんが「好きな曲を好きなように唄えば」ってご提案いただきましたが、豆が若芝で「里を離れし」を唄ったらどうなるでしょう。他の社中は芝鳳とこの豆ってのも地に落ちたなあって芝鳳の看板に泥を塗ることになるんです。特に私はよく目立つし。実際に芝幸会で以前より唄の質が落ちた方を見ましたから、なおさら舞台がこわいのです。最高の唄をもって(糸も最高の弾き手にお願いして)ステージに上がれないなら休むしかないと思うのは当然かと。
2007年10月22日 月曜日 22時51分 コメント編集
里を離れし
人里離れた草葺の家、または廓を離れて好きな人と暮らす芸妓や遊女の願いを唄った「里を離れし」の唄。
隙間を漏れる風に有明行灯の灯が消えて、窓に差し込む秋の月の仄かな光をたよりに、しっぽりと話合うところを唄ったものです。

この情景をしっとり唄うことができたら素敵だと思います。
お三味線の手が比較的優しいのでうちでは初歩の方のお稽古に使ってますが、お三味線にしてもこの雰囲気を出すのは生易しいものではありません。
短い曲ほど難しいと言われております。
芝鳳 2007年10月22日 月曜日 23時18分 コメント編集
 この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
最新トラックバック
バーコード
"春日とよ芝鳳" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.