明日から九月というのに

連日の厳しい暑さは衰えをしらず今日も真夏のようにカンカン照りでした。
日中にどうしても出かける用事があり麻布十番まで歩いたのですが、日傘をさすという優雅なことがどうも苦手な私は、あまりの暑さに日陰を求めながら明らかに妙な歩き方でやっと目的地までまいりました。
途中で（行ったからには帰らなくてはならないんだった・・・）と照りつける日差しにクラクラと目眩がしそうでした。

昨日、内幸町から家まで歩いた時には夕方だったせいか秋の気配が感じられて幾分楽でしたが、日中はまだまだ散歩は無謀というものですね。

マンションに入ると玄関が地下ということもあってスーとした自然の冷気にホッとします。
管理人室には首にタオルを巻いた管理人のサイトーさんがいらっしゃいました。
「一番暑い最中（さなか）に歩いちゃいましたよ～。
外は暑いですよ～。」
と言った私にサイトーさんが言いました。
「こんなに暑いのに生きてるのが不思議ですよ。」
おや、サイトーさんにしては珍しく後ろ向きな発言です。

真冬でも半袖のサイトーさんは実は暑い夏が苦手なのかもしれません。

まだまだ涼しくなる気配がありませんが、こうなりゃ
「やいお天道様！冬までこの暑さが続けられるもんならやってみろぃ！」
なんて言ってみたくなります。