忍者ブログ
小唄 春日とよ芝鳳のブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夏合宿が終わって間もなく常磐津の舞台があります。
出し物は踊り地として「三つ面子守」、浄瑠璃の出し物として「釣女」の二題です。
「三つ面子守」は何度と無く舞台に掛けられてるものですが「釣女」は初めての出し物です。
先生から頂戴したテープは遠く細く入ってるもので、音をとるのにかなり苦労しそうで未だに手をこまねいている状態でした。
ところが、さすがにお尻に火が付いた状態になってきた今日はしっかり取り組む覚悟で右手に鉛筆を持ち、テープレコーダーに左指を添えて神経を集中させて進めておりました。
30分ほど音をとったところで、何の拍子か勝手にテープが反転して裏面へ。
「・・・汝も拝め  畏まってござるジャガンジャガンいかに木比寿三郎殿へ申し候・・・」
あれれ?
今まで必死に聴いていた音とは全く違うクリアな音ではありませんか。
しかも浄瑠璃は一巴太夫さん、糸は英寿先生という人間国宝の方々の演奏に違いありません。
「おおぉ!」
宝物を見つけたように感激し、あとは一気に進めることができました。

この物語は互いに独身の大名と太郎冠者が西宮の恵比寿さんのお告げを受け、妻を釣り針で釣るというお話です。
大名は気高く美しい女を釣り上げますが、気を揉み焦った太郎冠者が釣ったのは鬼か化け物かというような醜女(しこめ)で・・・。

この物語の中で私は醜女をさせていただくことになってますが、これが結構面白くなりそうなんです。
太郎冠者が怖がってうんと引いてしまうような醜女ができたらいいなぁと密かに燃えてます。くっくっく
PR
同じ場所で同じ商売を30年以上続けている確立は数パーセントにしか満たない、というような話を聞いたことがあります。
確かに近所を見回して見ても、ついこの前まであったお店が無くなり、いつのまにか別のお店になっていたり、空き地になっていたりと、かなりのスピードで町の様子が変わっているようです。
続けられなくなるには、それぞれの深刻な事情があるのでしょうし、殆んどがやむを得ずの状態で閉めているのかもしれません。

同じように、生活の苦労を覚悟のうえで希望を持って飛び込んだ世界で長年頑張ってきたけれど、ついに夢を諦めざるをえない状況に追い込まれる場合もあることでしょう。

でも、諦めるのは決して敗北ではないと思います。
長年それまで頑張ってきた歴史があるのですから、何も恥じることはないと思います。
努力が足りなかったとか工夫が足りなかったとか根性云々を言う人がいたら、その人こそ苦労知らずの人だと思います。
苦しい中で続けるのは並大抵ではないのですから。

頑張って頑張ってやってきて、それでも辞めなくてはならないと判断した人は勇気のある人です。
倒れる前に判断できたのですから。

今年の暑さはいろんなところに影響を与えているようで、切ないお話が聞こえてきました。

みんなみんな身体を大事にしてくださいね。
浅草「瓢庵」で恒例栄芝会浴衣会が行われました。
10時前からぞくぞくと集合し、それぞれ組んでる方達を見つけては4階の3つのお部屋で最終稽古をいたします。
これが結構大変なのです。
浴衣会会場となる3階で合わせてる方々もいらっしゃるので、組んでる方を探して3階と4階を往復することになります。
本手と唄が揃っても替手の方が他の方達とお稽古中だったり、やっと替手も揃って、いざお稽古という段で、本手や唄の方にお呼びが掛かったり。
12時開演までは何処のお部屋も慌ただしく熱気に溢れています。

毎年繰り広げられる熱いお稽古に加えて、尋常ならざる今年の夏の暑さで、みんな汗ぐっしょり。
顔にも背中にも汗が流れ、お三味線を持つ手も湿ってブレーキが掛かったように上手く動きません。

そんな中でも何とか日頃のお稽古の成果を最大限に発揮すべく真剣に演奏する姿が知らず知らずのうちに連帯感を生むことにも繫がるのでしょう。

暑さはじっとしてても体力を消耗するものです。
今日一日で皆さん、さぞやお疲れになったことでしょう。

無事に終わってホッとする気持ちと同じくらいに、寂しい思いがするのは今回もやっぱり同じです。
29日(日)12時開演 国立小劇場で演じられる「松尾塾子供歌舞伎」のチケットを美さんがお持ちくださいました。

お申し込みされた方で、来週の金曜日、土曜日のお稽古に来られない方には当日の開演15分前に入り口でお渡しいたします。
弓さん、翠さんは当日組でしょうか?

今日お稽古にいらした珠ちゃん、珠ちゃ~ん!
大事なカセットをお忘れでございます。
29日お席までお持ちいたしますわ。

明日は栄芝会の浴衣会ですので、今夜は早めに就寝させていただきます。

お願いですから深夜のお電話はご勘弁くださいまし。
麻布教室
   3日(金)
   4日(土)
  17日(金)
  18日(土)

日本橋教室
  19日(日)


夏合宿
  10日(金)~12日(日)
   グランドエクシブ初島クラブにて
早い時間に正さんと暁さんと町さんがお見えになり、途中でお三味線屋さんがホーリーさんのお三味線を修理して持ってきてくださったり、夕方からは久々の登場の方も含めて次々にお見えになり、一日中賑やかなお稽古場でした。

松つぁんが美味しい鮭を持ってきてくださいました。
冬美ちゃんや悦ちゃんや、勿論祥さんも大好物の塩鮭です。
丁度お夕飯時でしたので、早速焼いて美味しく頂戴いたしました。
松つぁんの頭はお祭りバージョンに短くなってましたが、炎天下ではかえって暑いかも。
松つぁん、いつもご馳走さまです。

それにしても昨日の深夜には久々に祥さんからお電話があったり、偶然のようですが、ご縁のトライアングル(意味わかんない?)ですねぇ。

史さん、煌さん、暁さん、優さん、弓さん。
若さん、ホーリーさん、珠ちゃん、翠さんでシャララ~ン。

ホーリーさんと珠ちゃんのツーショット完成です。
お二人ともご自分のお母様によく似てらっしゃるそうな。
可能ならば珠ちゃんママとホーリーママにも加わっていただいて写して見たいものです。



煌さんの帰省土産の太宰せんべいです。
太宰治が大好きな煌さんは太宰がこのような形で面白がられるのが許せないとおっしゃいます。
これは煌さんのご両親が買って持たせてくださったそうです。

正さんからのパリ土産もお稽古場に置いてありますが、早い者勝ちでございますので、お忘れなきようにお受け取りくださいませ。
ラベンダーの好い香りのお品ですよ。
新宿「シャンパーニュ」に若さんのシャンソンを聴きにまいりました。
若さんのお知り合いの演歌教室の先生や優さんの囲碁の先生もお見えくださいました。
初めていらした暁さんと王子様と呼ばれてた若さんとご一緒にシャララ~ン。

次回のシャンパーニュ出演は9月16日(木)です。
その日は山本リンダさんと共演ですので、なんとしても行きたいところなのですが、残念ながら以前から宝塚が決まっておりまして・・・悔しい。

「ウララウララ~」のリンダさんを間近で拝見したかったなぁ。
あのスタイルをキープしている秘訣を直接ご伝授願える絶好のチャンスでしたのに惜しいことをいたしました。
って、歌も勿論聴きたかったんですよ。

皆さん、私の代わりに是非聴きにいらしてくださいませ。



さて明日はお稽古日です。
煌さんはまだお仕事がお忙しいのかなぁ。
麗さんは土曜日あたりにはいらっしゃるかしら。
銀さんは上手く仕事を脱出できるかなぁ。
浦さんは今週はどうでしょうか。

珠ちゃんが久々に金曜日夜の部に参加なさいますが、ホーリーさんとのツーショットが楽しみです。
歌舞伎で御馴染みの常磐津「釣女」の舞台に今度並ばせていただくので、早急に覚えなくてはならないのですが、渡されたテープの音量が限りなく小さく、その上雑音が入っているので、どうにも気持ちがそちらに向かずダラダラしているうちに日は過ぎ、そのうち他のお仕事が入ってきました。
こうなったら音量が小さいの、雑音が、だのと言ってる場合ではありません。
と思って取り掛かったのですが、少し聞いて、やっぱり小休止。
でパソコンに向かっております。

ところで皆さん、体調は如何ですか。
こう暑くっちゃ、安眠できなくて身体がだるいなんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

合宿の頃には暑さも収まってると思いますが、美さんや史さんが合宿先の方と交渉をしてくださって、今回は有意義な合宿に加えて優雅な合宿になりそうですよ。
お忙しくてお稽古から遠ざかってる方々はさぞや気持ちが焦ってらっしゃることと推察いたしますが、合宿の地で元気にお会いできたらそれで充分でございますので、どうかお身体に気を付けてお仕事頑張ってくださいませ。

と言ってお稽古をお休みしてもいいというわけではございませんからね。
毎週お休みしないでお稽古に通ってらっしゃる皆さんはやっぱり可愛いものですから。
ヨシヨシ
昨日よりは少し気温が下がるという予報でしたのに、今日はこの夏一番の暑さ、37、2度にまで上がったそうです。
練馬は38度を越えたそうな。

外はまるで熱風が吹いているようで、とてもじゃありませんが長時間外にいることは身体によくありません。
こんな中でも外でお仕事しなくてはならない方々は本当に命がけのことです。

浅草のお稽古場は日曜日の浴衣会に向けての最終稽古とあって、時間とともに人が増え、熱気に溢れています。
「この暑さの中をお稽古に来るんだから、みんな上手くなるわけね。」
と栄芝先生はおっしゃいますが、この暑さの中でもきちんと綺麗に着物を着て凛として座ってらっしゃる先生に比べたら私達なんぞ、肌もあらわな薄手の洋服で、それでも暑い暑いと言ってるのですからお話になりません。
まったくお恥ずかしい限りです。

明日はNHKで端唄のお稽古があり、やはり浴衣会に向けての最終稽古となります。
私は「むらさき節」という曲を弾かせていただくのですが、これが結構手が混んでて難しい。
けたたましくならないように弾きこなさなくてはなりません。
と言いながらパソコンに向かっててはいけませんね。

さてもうひと頑張りしましょうか。



ベランダの大葉が繁ってます。
ここ数年は毎年ベランダ栽培を試みるも上手くいかず、頼りない葉っぱが暑さで日に焼けて可哀想な風情でしたが、先日蘭ちゃんママより頂戴した土をプランターの上に乗せてあげたところ、この状態に。

いろんなお料理にあると便利な大葉ですので、欲しい方はお好きなだけ摘んでってくださいませ。

山椒も繁ってますので、こちらも欲しい方はどうぞお持ちくださいませ。


5日間留守にしましたので、その間のベランダの植物が心配でしたが、毎日家人が丁寧に水をあげてくれてたようで、どれも元気で待っててくれました。
この暑さでは一日水をあげないだけで萎れてしまうのは目に見えてるだけに心配してたのですが。

光触媒でお部屋のにおいをとるというフレーズに心惹かれ、インターネットオークションで手に入れた造花の胡蝶蘭までが、綺麗なラッピングが外されて毎日しっかり水をもらってたようで・・・。
22時過ぎに実家を出発し、最初のサービスエリアである前沢は、駐車場に向かう長い行列ができています。
帰省ラッシュのただ中にいるようです。
さてさて何時間かかって東京に辿り着けますか。
明日の朝には無事に東京に帰り着いていることを祈りつつおやすみなさいませ。
雨が一日中断続的に降り、随分と涼しい日でした。
日中は風もあり、クーラー無しで過ごすことができました。

同じ県内でも大雨警報が継続中の所もあるようです。
朝からてんてこ舞いでしたが、何とか無事に27回忌法要とお盆の行事が終わりました。
田舎も東京と変わらず暑い夏です。
汗がとめどもなく流れます。
クーラーのある部屋で少し涼んでは暑い台所や外へ。
仕事はキリがなくありますが、疲れを感じることもなく動ける幸せを感謝です。

「それにしても何でこんなに汗が出るのかしら」
というと妹が言いました。
「それだけ丈夫になったんでしょ」
田舎は丈夫という言葉には元気という意味の他に太ってるという意味もあります。
「それって私が太ったってこと?」
聞いた私に妹ばかりか母までが口を揃えて言いました。
「まぁ、真っすぐに言えばそういう事だな」

やっぱりそういうことなのね。

田舎で更に丈夫に育って帰ることになりそうです。
あぁ。
午後から台風上陸ということで、朝早くにお墓掃除を済ませ、大きく延びた玄関前の芙蓉を紐で結わき外回りの用事は万端片付けました。
明日は祖母の27回忌の法要がありますので、仏壇の掃除やらお客様を迎える準備がいっぱいあり、大汗を流して仕事をしながらも外の様子を伺っておりました。

夕方いよいよ台風が上陸したというニュースが流れても外は比較的静か。
おぉ、まさにこれが嵐の前の静けさだわ、と少々興奮気味に待って?おりました。

時々雨の音はするものの台風というには程遠く。
そしてついに先程のニュースで台風が通過したということが判明。
アレレ?
そうなんですか?

ま、何事もなく無事に済んでなによりでございました。
昨夜日付が変わる頃東京を出発し、今朝7時30分前に田舎に到着いたしました。
孫二人を迎えて田舎の母は随分元気そうにみえます。
ところで台風4号が接近してて、田舎も明日午後からは荒れそうで心配です。
なんと気温は35度という予報が出ました。
これでは東京より暑いかもしれませんね。
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
春日とよ芝鳳
性別:
女性
自己紹介:
お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
ご興味のあるかたは是非ホームページをご覧ください。
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
最新トラックバック
バーコード
"春日とよ芝鳳" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]