毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
松っあんのご招待で明治座へ行ってまいりました。
「坂本冬美スペシャルコンサート」
姿も美しい冬美さんはもとより、6月で78歳を迎えるというゲストの二葉百合子さんの歌声の素晴らしいことといったらありません。
「岸壁の母」ロングバージョンというか完全版を初めて聴きました。
ダイナミックで心揺さぶる浪曲がふんだんに入り、すっかりその世界に入り込んだ私は隣に座ってる家人に多少恥ずかしながらも涙を止めることができませんでした。
持って生まれた天性というだけでなく、どんなにか努力をなさったであろうその歌声にただただ敬服するのみです。
その二葉さんの浪曲のお弟子さんとなった冬美さんは、以前より歌にスケール感が増し、自信に溢れた歌で素敵に輝いてます。
人生の転機になる出会いというものがあるとすれば、冬美さんにとっては正に二葉さんとの出会いがそうなのだろうと思われます。
良い師匠にめぐり合えるのは一つの奇跡です。
その師匠を尊敬し研鑚を積んでいる冬美さんは今後益々飛躍することでしょう。
松っあん、ありがとうございました。
写真はお土産の
「冬美饅頭」
「冬美の梅ぼし」

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素晴らしいですね
芸とは、上手い下手の以前に人、心ですね。
通りいっぺん、小手先だけではなかなか人の心はつかめません。

芸の厳しさを知る先生だからこそ熱く響いたのではないでしょうかo(^-^)o
2009年04月13日 月曜日 01時04分 コメント編集
驚いたことに
前日、目にした「明治一代女」のまさしくその場面が舞台で展開されました。

冬美さんがお梅で、二葉さんが巳之吉。
あまりの偶然にドキドキしました。

これって、偶然だけでは片付けられないよな・・・。

迫真の演技でお勉強になりました。
芝鳳 2009年04月13日 月曜日 01時37分 コメント編集
えーーっっ!!
そうなんですか!!
びっくりですね~
それは拝見してみたかったです(^_^;)
またお話しを聞かせて下さいませ♪♪

課題は沢山ですが…
楽しみですo(^-^)o
2009年04月13日 月曜日 02時02分 コメント編集
もうすぐ
麗さんも大阪に入る準備と、東京で片付けておかなくてはならない事で、てんてこ舞いでしょうが、前を向いて、信じた道を進んでくださいね。
芝鳳 2009年04月13日 月曜日 09時52分 コメント編集
涙涙
先生楽しんでいただけたようで、嬉しいです。

私も二葉先生が歌う♪岸壁の母、又冬美が唄う♪岸壁の母を会場で聞くたびに涙しています、この歌のモデルに成った端野いせさんが、死んだと言う事を受け入れられず、引き上げ船が帰ってくるたびに東京から舞鶴港に通い続けそうで、1981年に81歳で亡くなるまで息子の生を信じた母の物語を歌にしたものですね。そして母せいさんが没後その息子清二さんが上海で生きていたと京都新聞に、こんな悲しい事があってよいのでしょうか。
この真実を聞いて居ましたから、♪岸壁の母を聞く度に涙涙涙です。。

松っあん 2009年04月13日 月曜日 16時43分 コメント編集
何時の世も
母が子を思う気持ちに変わりはありませんね。
その息子さんが生きてらっしゃったということは初めて聞きました。
生きて会えなかったのは、一体どんな事情があったのでしょうか。


真摯に芸道を歩んでらっしゃる姿にも人は心を打たれるものです。
少しでもその様になれたらいいなぁ、と思っていますが、まだまだ道は険しい・・・。
芝鳳 2009年04月13日 月曜日 19時58分 コメント編集
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