毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
暮れの会「年忘花吹寄Ⅱ」では唄とお三味線の他に皆さんそれぞれに台詞があります。

唄と唄をつなぐ大切な役目を担う台詞ですのでお客様に分かるようにハッキリと言っていただきたいと思います。

が、それとは趣を異として歌舞伎の名台詞とも言うべきものを随所に散りばめていて、これに関しては殆ど井さんに丸投げした状態となっています。

3年前の「年忘花吹寄Ⅰ」でピカリと光った井さんの台詞を見込んでの丸投げですので今回の鶴次郎や助六や辰五郎etc.の名台詞をどんな風に聞かせてくださるのか楽しみなのです。

台本を書いていて台詞の流れの気持ち良さについ魔がさしたと言うべきか自分も何か一つくらいは啖呵をきってみたい、なんてよからぬことを考え
「では小猿七之助は私が!」
なんて言っちゃったのであります・・・。

~いくら泣いても喚いても町を離れた洲崎の土手、昼であるか更ける夜に往来稀な雨上がり。
湿りがちなる汐風に途切れた雲間の星明り。
かすかに聞こえる弁天の茶屋の端唄や中木場の木遣りの声を寝耳に聞きイナゴやバッタと割り床に露の情けの草枕、うんと言ってもいいじゃぁねえか。~

さてさてどんな風になりますか。
本番までにお芝居にかかってくれないかと願っているところなのですが。

この場面の映像と音声どこかにありませんでしょうかねぇ。



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