雪が舞いましたね

午前中に家を出る時は雪の確率は低いとみて傘も持たずに出たのですが数歩歩いたところで雪がちらほら。
天気予報では午後から晴れると言ってたよという家人の言葉を信じそのまま外出したのでございます。

ところがところが止むどころか段々風まで強くなり傘が無ければ歩くことが出来ない空模様となりました。

数件の用事があったのですが一つ済まして敢え無く帰宅と相成りました。

でも雪が舞う風情ってなかなかいいものです。

家の前は坂になってますが勇敢にも自転車に子供を乗せて猛烈な勢いで駆け上がっていくお母さんがいます。
後ろに乗った子供は寒さを凌ぐためにお母さんがしたと思われる大きなショールで目だけが出てぐるぐる巻きになってます。

あぁきっとこの子にとって幼い頃のお母さんとの冬の思いでの一風景になるのだろうなぁ。

なんだか遠い昔、母の背におんぶされて歩いた冬の夜を思い出しました。
街灯もなく真っ暗のはずなのに真っ白な雪で辺り一面がぼうっと仄かに明るかったような。

しんしんと冷える寒い雪道でも母の背におぶわれた暖かさと安心感は今でもはっきり覚えています。