第33回 栄芝の会

栄芝先生のリサイタル「栄芝の会」が三越劇場で開催されました。

今年も満員のお客様をお迎えして「栄芝の世界」をたっぷりと魅せてくださいました。

一部が芝居小唄
　近松の女たち
　黙阿弥の男たち

と題して喜扇先生と芝洲さんの美しい糸の音と、語りは波乃久里子さんの名調子に乗せて栄芝先生の描く男と女は自在に色を変えます。

二部は端唄「江戸もよう」
糸は芝あいさん、芝浩さん、芝幸さん。
お馴染みの華やかな端唄が心を浮き浮きさせてくれます。

本番は午後４時からでしたが実は正午から全く同じようにリハーサルが行われました。

ずっと声を酷使してらっしゃるはずなのに美しく艶のあるお声は衰えません。
驚くばかりです。

真剣なリハーサルの様子から本番まで今年も素晴らしい舞台を拝見できました。

間近で拝見できる幸せに感謝でございます。

来年はどんな世界を魅せてくださるのでしょう。