毎月のお稽古スケジュールやお知らせもあります。
もうすぐ鳳昶さんのご命日ですので今日は柿生霊園までお墓参りにまいりました。

霞ヶ関駅から千代田線で代々木上原駅へ、小田急線に乗り換えて新百合ヶ丘駅下車。
お花屋さん寄ってからタクシーで柿生霊園に向かいます。

丘の上にある霊園は昨年は蝉の声が賑やかで陽射しがとても強かったのですが、今日は蝉の声も聞こえず気温も例年ほど高くなくて涼しい風が心地良く感じられます。

昨年あった様々な事や、現在の社中の事や、来年に向けて計画している事や、智浩さんが送ってくださった素敵なガラスのぐい飲みが嬉しかった事などを鳳昶さんにお話していると不思議と気持ちが落ち着いて穏やかになります。
お線香の煙の揺らぎを目で追いながら青い空を見上げると鳳昶さんとお別れしてからの5年は随分長かったようでもあり一瞬の夢のようでもあり・・・。
芝鳳社中の芸の向上と繁栄を誰よりも願ってくださった鳳昶さんでしたが、今ここにいらしたらなんとおっしゃってくださるでしょうか。
もっともっと頑張るようにとハッパをかけられるでしょうね、やっぱり。

ということで無事にお参りを済ませ、帰りは鳳昶さんがいつも乗降してらした「栗平駅」から帰ることにいたしました。
俊さんからお借りした本を読みながらゆっくり帰りましょうと思い新宿行きの各駅停車に乗ったつもりだったのですが・・・。
途中、新百合ヶ丘駅で降りる方が沢山あったのですが(みんな快速に乗り換えるんだわ。私はこのまま各駅でのんびり)と思ったのが間違いの元でした。
本に気を取られてた私の耳に「・・・多摩センター・・・」というアナウンスが。
「???あれぇ?なんか方向が違ってるような・・・??」

続いてアナウンスが「・・・唐木田終点です・・・。」

「へっ?????」

・・・芝幸会下浚い以来の思考停止・・・。

暫らく考えて・・・どうやら新百合ヶ丘と唐木田間を往復してる電車だった?・・・のかな?

なんだか随分時間をかけてやっと新百合ヶ丘駅に辿り着き、新宿行き急行に乗ってホッとしたものの、今度は代々木上原駅で降りるのをうっかり乗り過ごして新宿駅まで行ってしまい、またまた代々木上原駅まで戻る羽目に。

なんだかんだで倍以上の時間をかけて家に帰り着いた私であります。

こんな遠くから鳳昶さんは熱心にお稽古に通ってくださってたんだなぁと改めて感謝の気持ちが湧いてきたことでした。

こういうのは方向音痴というより、もはや注意力散漫というのでしょうか・・・。



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